新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

新潟の野鳥 ゴジュウカラ

2015-11-20 05:18:33 | ゴジュウカラ科
 ゴジュウカラ 学名・Sitta europaea 英名・Eurasian Nuthatch

 過去に観察した「新潟の野鳥」シリーズです.当ブログもそろそろ一周年を迎えます.しばらくの間,これまでご紹介できなかった「新潟の野鳥」を投稿する機会が多くなると思います.

 ゴジュウカラは,新潟では山地に生息し.繁殖しています.非繁殖期には,シジュウカラなどのカラ類と混群を作り,ブナの実などを貯食する習性があります.「フィーフィー」と大きな声でさえずり,「ツィツィ」や「トゥィトゥィ」と鳴きます.木の幹に縦や横,逆さまにとまり,飛び跳ねるようにして移動します.

ゴジュウカラ.
撮影日時 2013.03.04 撮影場所 南蒲原郡田上町


ゴジュウカラ.
撮影日時 2013.03.04 撮影場所 南蒲原郡田上町


ゴジュウカラ.
撮影日時 2013.03.27 撮影場所 南蒲原郡田上町


ゴジュウカラ.
撮影日時 2013.03.27 撮影場所 南蒲原郡田上町

チュウヒ カラスに絡まれる

2015-11-18 06:01:27 | タカ科
 チュウヒ 学名・Circus spilonotus 英名・Eastern Marsh Harrier

 河川敷のアシ原上空にチュウヒが出現しました.その後からカラスが追いかけてきます.カラスは,チュウヒに執拗に絡みます.チュウヒは,迷惑そうにカラスを睨み,振り切ろうとしますが,カラスはモビングをやめません.残念,この日に1回だけ姿を現したチュウヒは,カラスに追われたまま堤外へと飛び去っていきました.

チュウヒ.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


チュウヒ.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


チュウヒ.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


チュウヒ.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


チュウヒ.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


チュウヒ.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 身近な野鳥 

2015-11-17 09:18:01 | シジュウカラ科
 シジュウカラ 学名・Parus minor 英名・Japanese Tit

 シジュウカラは,新潟では留鳥で,平地から山地,何処でも目にすることのできる身近な野鳥です.

 小春日和の桜並木,シジュウカラの群れが1羽2羽と飛んできました.葉を落とした桜の木が,一瞬で騒がしくなります.「ジュクジュクジュク」.あちこちを動き回り,飛び回ります.しばらくすると,1羽2羽と飛び去り,桜並木は,前よりいっそう寂しさを増していきました.

 シジュウカラの学名は,日本鳥類目録改訂第6版(2000)まで,Parus major とされていましたが,同第7版(2012)で,Parus minor に変更されました.メジャーからマイナー,これって格下げ?と思ってしまいますが,実は格上げです.今日,ここで紹介しているシジュウカラは,第6版まで,Parus major の1亜種で,Parus major minor とされていたのですが,独立種のシジュウカラ Parus minor と認められ,亜種名は,Parus minor minor となったのです.多分,シジュウカラはそんなこと,まったくご存知ありません.

シジュウカラ 雌.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 雌.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 雌.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 雄.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 雄.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 雄.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


シジュウカラ 雄.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市

オナガ 彷徨う鳥

2015-11-16 20:48:01 | カラス科
 オナガ 学名・Cyanopica cyanus 英名・Azure-winged Magpie

 オナガ,不思議な鳥です.ひとところに留まることができないのか,それとも,永遠に安住の地を求め続けるのか.今も,彷徨いつづけているのです,

 昭和26年1月に発行された「原色野鳥ガイド上巻」石沢慈鳥著・誠文堂新光社刊には,「日本特産の鳥で,本州と北九州の一部に限り棲息している.本州に於いてもその分布は局限され各地にはみられないが,東京付近には多い」と記されています.新潟でその姿が確認されるようになったのは1960年(昭和35年)頃だそうです.

オナガ.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


オナガ.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


オナガ.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市


オナガ.
撮影日時 2015.11.16 撮影場所 新潟県新潟市

トビ 猛禽の証明 

2015-11-15 05:08:59 | タカ科
 トビ 学名・Milvus migrans 英名・Blkck Kite

 トビ,猛禽の仲間でありながら,下等に評価されています.屍肉や魚などの廃棄物を漁るという印象が強いようです.

 トビの幼鳥が砂浜に下り,何かを食べていました.近寄ると,獲物を足につかんで飛び立ちました.その時,小鳥の足が見えました.数メートル離れた砂浜に下り,小鳥の足を食いちぎりそのまま飲み込むのを見ることができました.残念ながら,小鳥を襲う様子や小鳥の種名を識別できるだけの観察はできませんでした.足の形から,スズメ目の小鳥と思われます.

トビ 幼鳥.
撮影日時 2015.11.13 場所 新潟県新潟市


トビ 幼鳥.
撮影日時 2015.11.13 場所 新潟県新潟市


トビ 幼鳥.
撮影日時 2015.11.13 場所 新潟県新潟市


トビ 幼鳥.
撮影日時 2015.11.13 場所 新潟県新潟市


トビ 幼鳥.
撮影日時 2015.11.13 場所 新潟県新潟市





ダイゼン

2015-11-14 12:52:32 | チドリ科
 ダイゼン 学名・Pluvialis squatarola 英名・Grey Plover

 シギ・チドリの時期は,すでに終わりました.トリを勤めるのがダイゼンです.2羽の幼鳥が残っていました.「ピューイー」と尻下がりに鳴く声は,哀愁を帯び,渡りを締めくくりにふさわしいものです.

ダイゼン 幼鳥.
撮影時間 2015.11.13 撮影場所 新潟県新潟市


ダイゼン 幼鳥.
撮影時間 2015.11.13 撮影場所 新潟県新潟市


 

アカゲラ

2015-11-13 07:22:20 | キツツキ科
 アカゲラ 学名・Dendrocopos major 英名・Great Spotted Woodpecker

 海岸のニセアカシアの林は,すっかり葉を落としてしまいました.風が枯れ枝の間を吹き抜けてゆきます.その寂しい音に,時々,アカゲラの幹をたたく「コツコツ」が混じっていました.アオジ,カシラダカの姿は,何処にもありませんでした.

アカゲラ 雌.
撮影日時 2015.11.12 観察場所 新潟県新潟市 


アカゲラ 雌.
撮影日時 2015.11.12 観察場所 新潟県新潟市


アカゲラ 雌.
撮影日時 2015.11.12 観察場所 新潟県新潟市


アカゲラ 雌.
撮影日時 2015.11.12 観察場所 新潟県新潟市

ホシハジロ 今期・カモシーズンの皮切り

2015-11-12 08:38:31 | カモ科
 ホシハジロ 学名・Aythya ferina 英名・Common Pochard

 ホシハジロは,新潟では冬鳥です.マガモやコガモのように数は多くないのですが,湖沼,河川などあちこちで見ることができます.

 実を言うと,カモ類は得意でありません.数千羽という群れを見ると,圧倒されてしまいます.そして,そのほとんどがマガモ,コガモ,カルガモです.その中から,他種を探す出すのは本当に根気のいる仕事です.でも,それが好きだという人もいるのですから! 毎年,この冬はカモ類を勉強しようと思うのですが,尻しぼみで終わってしまいます.今期は,頑張ります.

 ということで,今期,カモシーズンの皮切りはホシハジロの雄です.ですが,悩ましい.はじめからつまずきそうです.雄なのですが,完全な夏羽(生殖羽)ではありません.嘴の模様がいまひとつはっきりせず,背に雌のような灰褐色の羽毛が混じっています.エクリプスから夏羽に換羽中と思うのですが,もしかすると若い個体なのかも知れません.(画像は,3枚とも同一個体です) こんな調子ですから,今期も尻つぼみで終わってしまう可能性があります.

ホシハジロ 雄.
撮影日時 2015.11.04 撮影場所 新潟県北区・福島潟


ホシハジロ 雄.
撮影日時 2015.11.04 撮影場所 新潟県北区・福島潟


ホシハジロ 雄.
撮影日時 2015.11.04 撮影場所 新潟県北区・福島潟


過去に撮影したホシハジロ・雄の夏羽を見つけました.参考まで追加しておきます.(2015.11.12)
ホシハジロ 雄.
撮影日時 2014.11.05 撮影場所 新潟県新潟市

新潟の野鳥 クマタカ

2015-11-11 04:08:28 | タカ科
 クマタカ 学名・Nisaetus nipalensis 英名・Mountain Hawk Eagle

 過去に観察した野鳥を紹介する「新潟の野鳥」シリーズです.

 クマタカは,新潟では少数が山地に生息し,繁殖しています.トビよりも大きく,鷹斑の美しい幅広の翼が特徴です.

 山深い林道を一人で歩いているとき,澄み渡った青空を背景にクマタカが出現すると心臓が高鳴ります.翼をいっぱいに広げ,悠然と旋回する姿は,まさに鷹の中の鷹です.

クマタカ 前年生まれの若鳥?.
撮影日時 2012.06 撮影場所 新潟県 


クマタカ 前年生まれの若鳥?.
撮影日時 2012.06 撮影場所 新潟県


クマタカ 成鳥.
撮影日時 2012.12 撮影場所 新潟県


クマタカ 成鳥.
撮影日時 2012.12 撮影場所 新潟県


クマタカ 前年生まれの若鳥?.
撮影日時 2012.12 撮影場所 新潟県


クマタカ 前年生まれの若鳥?.
撮影日時 2012.12 撮影場所 新潟県

キジバト 日光浴

2015-11-10 05:01:33 | ハト科
 キジバト 学名・Streptopelia orientalis 英名・Oriental Turtie Dove

 日当たりのよい草地で,キジバトが翼と尾羽を広げて日光浴をしていました.ぽかぽか陽気が眠りを誘うのでしょうか,うつらうつらと瞼を閉じます.暇をもてあました僕は,興味に駆られて時間を計ってみました.日光浴を発見してから約8分20秒後に,ようやく動き出しました.この間,犬を連れた散歩の人がすぐ脇の小道を通り過ぎても,ピクリとも動きませんでした.

キジバト.
撮影日時 2015.11.05 撮影場所 新潟県新潟市


キジバト.
撮影日時 2015.11.05 撮影場所 新潟県新潟市


キジバト.
撮影日時 2015.11.05 撮影場所 新潟県新潟市