昨夜は、数日ぶりに自宅で眠り、10時間眠り続けた。
目覚めると、清々しい気持ちになっていた。
朝8時、僕以外はみな目覚めて動き回っていた。
朝食を食べ、台風情報を調べると、15日に直撃の予報。
16日、朝から大学で講義を受ける。
飛行機の予約は15日の最終便。
前回に続き、運が悪い。
もじもじしていると、母親から、「運は自分で切り開きなさい。」の一言。
「飛行機はキャンセルして、今からJRで行けば問題ない。思い立ったら即行動。」と続けざまに言葉が飛んできた。
弟からも、こっちは大丈夫という背中を押す言葉をもらい、決断した。
「そうしよう。」
母と弟とその家族全員で昼ご飯を食べた。
ありがたい気持ちでいっぱいになった。
父親の位牌に手を合わせ、いざ出発。
今回はカプセルホテルに9泊することになる。
弟に駅まで送ってもらい、乗り換えなどのアドバイスをもらった。
弟には頭が上がらない。
1時15分、日向市駅を出発、大分駅で乗り換え、小倉からは新幹線。
通り過ぎていく景色を眺めているとうとうとしながらいい夢を見る。
昨年の夏とは打って変わって、心が浄化されているのが実感できる。
小倉で、おにぎり、サンドイッチ、アップルパイを買って、久しぶりの新幹線へ。
窓際の最後尾の席で、ゆったりと座ることができた。
地図で場所を確かめながら、東京を目指した。
広島を通過すると、市民球場が見えたので、写真を撮る。
広島市民球場には、20年前くらいに数年連続で足を運んだのを思い出す。
夜は必ず、飲みに出て数人で騒ぐ。
楽しき日々だった。
そんなことが走馬灯のように頭の中を駆け巡る。
母親が強力にrecommendしてくれたこの電車の旅で、運命が好転した気がする。
夜10時過ぎに東京駅に到着。
さすがにもう電車で迷うことはない。
3日前まで泊まっていた市ヶ谷のカプセルホテルにチェックイン。
すぐに見慣れた大浴場で身体を癒す。
父の初盆に来てくれた人、これから来てくれる人、ありがとうございます。
そして何よりも、母親と弟家族に感謝です。
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