アメリカ文学史2日目の講義が終わった。
明日で長い東京生活も終わる。
総括は明日書くことにして、今日のことを書く。
今日もモーニングは水道橋のサンマルクカフェ。
講義の内容は後で書くことにして、昼御飯は大学隣の喫茶店で、800円のランチ。
夕御飯は市ヶ谷駅そばの海鮮の店で、100円ハイボール1杯と500円の刺身だけ。
つきだしに300円の計900円の晩御飯だった。
30分で、夕食を終わらせ、コインランドリーで洗濯をしながら、大浴場で疲れを癒す。
終わったところで、買ってきたアップルパイをかじりながら勉強を始める。
さて、本題の講義の内容だが、今日も満足のいくものだった。
今日は有名なアメリカ文学者10名の英文を読んだ。
詩はとても難しく、いい勉強になった。
それ以外がまた多岐にわたっていた。
映像授業がアメリカインディアンの歴史に始まり、日系アメリカ人の差別問題、ハーバード大学紹介、公民権運動の歴史、ホーソンの「緋文字」を映画化した「スカーレット・レター」などなど。
100分以上続く授業もあったが、あっという間の1日だった。
そして、映像授業で、何よりも心に残ったのが、夜回り先生こと水谷修の話だった。
テレビをほとんど見ない僕はその存在すら知らなかったが、話を聞いていると、目頭が熱くなった。
世の中には他人のために全てを捧げ頑張る人がいる。
自分は到底その領域には届かないにしても、少しでも近づきたいものだ。
そういう気持ちになれただけでも、東京にはるばる出てきた甲斐もあるというものだ。
さて、明日で講義も終わる。
最後にテストもあるので、今日は睡眠を削って頑張ろうと思う。
ちなみにこのホテルのカフェテリアでは、全員が夜遅くまで、誰ひとり話すことなく、勉強をしている。僕よりも年上もいれば、外国人もいる。
さすが花の都大東京。
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夜回り先生 原点 |
水谷 修 | |
日本評論社 |