山間の集落

戸隠を降りてくると

先ほど通過した芋井の集落

まだ霧がありますが、なんとか見れます

棚田の田植えも終わり、一区切りですかね

こうしてみると、右奥に長野の盆地が見えます

結構切り立った土地に集落がいろいろあります。

コンビニもありません。

途中途中狭いところがあり、ここで対抗車が来たらどうする？

というのを考えながら走らないといけません。

とあるＴＶ番組の様にこの先に何があるのか？まで秘境的ではないものの

人が生活しているので、車がすれ違うのは当たり前

この日も3回ほど、どこに寄る？どっちが戻る？といったすれ違いがありましたが

皆さん心得ていますので、県道76号線のドライブもスムーズです

もちろん私も、このような道の場合は、前よりも通過してきた道の記憶が重要で

すれ違いできるポイントを確認しながら進むわけです。

お！下の道のわきに、昭和遺産

これ、ホンダライフでは？

 

何とかここは雨が保ちました

 

この先曲がりくねる道をひたすら走っていきます

そう、谷間をゆっくり進んで↓ここを通過して長野の街中に戻ります

このルートで初めて戸隠に向かう方は、３ナンバーや、流行りのワゴンは避けてください。

多分楽しめません。

ハンドルに自信のある方、地元車両は慣れています、対向車が来ないことに

くれぐれもご注意を！

 

 

 

戸隠蕎麦

目の前に現れたのは！！

工事現場・・・

いやまさか、3本杉が道を開けてくれるわけでもなく、杉の木の裏側の参道はなんと

工事中でした。

ぐるっとまわって、二の鳥居を出ると

そこには戸隠蕎麦の「うずら屋」さんがあります。

迷うことなく店内へ・・・と思ったら、席は開いているが、従業員の案内に沿って

2階へ、その後は自分の席を決める。

どうも、一回のテーブル席は高齢者優先かな？

メニューを見ると

むむ！”大権現盛り”

大盛ざるより安い！たまに長野ではこういう盛り付けありますね

今日は迷わず”大権現盛り！”

蕎麦前に、おしんこなどが出てくるのは、長野式

これがね結構蕎麦が出てくるまでの時間が潰せて嬉しいんですよね

 

さて、本題の蕎麦”大権現盛り”

戸隠ならではの、ボッチ盛り１４～５ボッチあるが、思ったより小さいように見えるが

直径30cmはあるざるですからね、一般に1人前は5ボッチぐらいなので大盛×2人前だから

こんな感じです

さてさて、信州そばは？二カ月ぶり

美味しくいただきます

天ぷらもまだ山菜が残っていました。こちらを箸休めにしながら頂きます

それにしても、ここはいつ来ても混んでいる。

空いていたと思った席はすぐ埋まり、客が出た後はほとんど間髪入れずまた新しいお客さん

時期的に並ぶことさえなかったですが。

ホント繁盛店

戸隠中社

鏡池から下り、戸隠神社の中社へ参拝

ここは数年ぶりの参拝です

本殿の右手の枠から望むものは？

なんと滝です。

滝があるのは知っていましたがこの角度で見えるとは

なかなかの水量

雨もひとしきり強くなってきました。

こんな笹の葉と

流れる白滝、雨模様の光量が少ない条件で

なかなかこの白滝の様な写真は難しかった

これ以上スローにすると飛んできてしまうし、早いと滝が止まってくるし

じっくり撮影したいが、雨は激しくなるし

それに輪をかけ腹が・・・

少し撮影を楽しんで、参道を戻ると

大きな杉の木は、まるで行く手を通せん棒するような感じ

お願いです、ここを開けてください！っと

懇願すると・・・

 

 

鏡池

だれもいないはずの、鏡池がにわかにざわつき始めました

その音の方向に目を向けると！？

カモの親子

母鳥は間違いなく私に気づいています

しかし、その進行を止めようとはしません。

手持ちのカメラは、遠景を取るためには、ズーム機能が弱いコンパクトデジカメのみなので

これが精いっぱい

とはいうものの、どんどん近づいてきます

みるみる内に目の前に

コガモの集団が目の前を通り過ぎると、母鳥は動きません

まるで”うちの子に飛び付いたら容赦しないよ！！”と言っているかのように感じたのは束の間

その時・・・

 

 

兄弟の群れから遅れていた一羽が現れました。

まるで人など気にすることも無く、私の目の前を通過していきました

まさかこの距離で(水際から１ｍほど）見学できるとは

 

小さな風の音と、母カモの号令の音をしばし聞き入ってました。

だれもいない

駐車場に到着

ラッキー！誰もいません

そういえば、途中すれ違った車もみなかった

絶景を独り占め！いや一家占め

ここは、鏡池

戸隠山を望む良いところにあり、風がないと鏡の様に静まり返ることから

鏡池・・・

残念なことに、少しさざ波立っている、

曇り空

しかし、戸隠山はほんのわずかに、湖面に映し出されていました

観光パンフレットの様なシシャッターチャンスはそう簡単に無いでしょうが、

この湖畔に我が家のみっていうのは、それもまた普段ならあり得ない光景

さだ、さざ波立っているのがにわかにざわめき始めたぞ？