昨日の名刹巡り画像を中心に振り返りたいと思います。
まず昨日もとっても暑い日でした。一昨日から姉の家(三重県鈴鹿市)に来ておりますので、妻と姉同行で行ってきました。新名神と名神高速を走って瀬田東ICで降りて石山寺到着。
石山寺
石山寺は11年前、旧東海道を歩いていた時ちょっと寄り道して訪れました。
今年はNHK大河ドラマ「光る君へ」で紫式部が取り上げられていますのでゆかりのある石山寺には大河ドラマ館が設けられていました。
今日は先を急ぎますので大河ドラマ館は割愛しました。
重要文化財の東大門から入りました。
源頼朝の寄進と伝えられています。
鎌倉時代、運慶・湛慶の作と伝えられています。
観音堂
毘沙門堂
硅灰石、花崗岩の熱作用で石灰石が変化した硅灰石と呼ばれます。雄大な硅灰石となっているのは珍しく天然記念物に指定されています。
石山寺の名前の由来にもなっています。
本堂(国宝):滋賀県最古の木造建造物
源氏の間:紫式部が源氏物語を執筆した場所と伝えられています。
経蔵(重要文化財):経典を収めた高床の校倉
多宝塔(国宝):源頼朝の寄進と伝えられています。日本最古最美の多宝塔。
光堂:新しいもので2008年、石山を発症の東レ(株)の寄進で建てられました。鎌倉時代に存在した「光堂」を復興しました。
紫式部像
鐘楼(重要文化財):源頼朝の寄進と伝えられています。上層に平安時代の梵鐘(重文)が吊されています。
御影堂(重要文化財):真言宗開祖弘法大師の像を安置しています。
ちょっと駆け足でしたが、暑さと戦いながら駆け足で石山寺を巡ってきました。
この後は大津市内を走って三井寺に向かいました。
三井寺(園城寺)
正式名称は長等山園城寺といいます。
創建686年天台別院として伽藍を再興し、平安時代以降、東大寺、興福寺、延暦寺とともに四大寺院のひとつとされてきました。
大門(仁王門・重要文化財):三井寺の表門で、檜皮葺の二階建ての楼門。
食堂(釈迦堂・重要文化財):檜皮葺屋根の造。現在は、清涼寺式釈迦如来像を本尊としてまつることから釈迦堂と呼ばれています。
金堂(国宝):檜皮葺の屋根が軽快で美しい名建築として知られていて、本尊・弥勒仏を安置する内陣中央は床を張らず一段下げて土間にするなど伝統的な天台系密教仏堂の形式を採用。
現在の金堂は、豊臣秀吉の正室北政所によって再建されたものです。
鐘楼(三井晩鐘・重要文化財):内部には近江八景の「三井晩鐘」知られる巨大な梵鐘がつるされています。
閼伽井屋(重要文化財):閼伽(あか)とは水のことで、仏に供える水や花を用意する施設が閼伽井屋です。石組に囲まれた内部には、天智・天武・持統の三帝の産湯に使われことから三井寺の名の由来となった「三井の霊泉」が湧き、神秘的な水音を聞くことができます。
霊鐘堂(弁慶鐘):堂内には重要文化財の霊鐘「弁慶の引摺鐘」として名高い大鐘が安置されている。
一切経蔵(重要文化財):仏典類を網羅した一切経(大蔵経)を収める書庫。
三重塔(重要文化財):慶長6年(1601)、徳川家康が三井寺に寄進したもの。
唐院・潅頂堂(重要文化財):入母屋造、檜皮葺、正面中央に軒唐破風を設ける上品で軽快な住宅風建築。
微妙寺本堂:微妙寺は三井寺五別所のひとつ。別所とは平安期以降、広く衆生を救済するため本境内の周辺に設けられた別院。
毘沙門堂(重要文化財):もと三井寺五別所のひとつ尾蔵寺の南勝坊境内に元和2年(1616)に建立されたもので、明治43年(1910)に南院の上三尾社近くに移され、昭和31年(1956)の解体修理に際して現在地に移築された。
観音堂(南院札所伽藍):西国観音霊場の第14番札所。本尊は如意輪観音像(重要文化財)は33年に一度公開される秘仏。
鐘楼(南院札所伽藍):現在の建物は、天明2年(1782)建立されたものを文化11年(1814)に再建したもの。
百体堂
観月舞台:江戸時代から琵琶湖を展望できる景勝地、観月の名所として有名で、多くの文人墨客が訪れています。
南院札所伽藍の絵馬堂から大津市内と琵琶湖の展望ができます。
暑い中ふらふらになりながら三井寺を観賞しました。本当はもっとじっくり見たかったのですが集中力が欠けてしまっていました。もう一度訪れたいお寺です。
この後は浮御堂に向かいました。
近江八景「堅田の落雁」で名高いのですが初めて訪れるスポットです。
浮御堂
寺名を海門山満月寺といいます。平安時代、恵心僧都が湖上安全と衆生済度を祈願して建立したという事です。現在の建物は昭和12年の再建によるもので、昭和57年にも修理が行われました。
しばし琵琶湖の景色を眺めていました。直ぐ近くに琵琶湖大橋があります。
夕暮れ時には良いかもしれませんね。
本日最後のスポット近江八幡市の「ラコリーナ近江八幡」に行きました。
このスポットは姉からのリクエストです。
琵琶湖大橋を渡って琵琶湖の対岸に出て近江八幡までかなり走りました。
ラコリーナ・近江八幡
2015年にオープンした「たねや クラブハリエ」のフラッグシップ店です。
コンセプトは「自然に学ぶ」。
草に覆われた建物や田んぼもあってコンセプトをうかがい知ることができますが、かなりの入場者でごった返していました。
人気スポットであることは容易にりかいできました。
こんなモニュメントもあります。ドアを開けて記念撮影する人が多かったです。
結局特に買い物もなく退出しました。
今日もプログラムは全て終了。
先日の福岡旅行の関門海峡巡りに続いて、かなりの暑さの中疲労に満ちて帰って来ました。
でも古刹ならではの建築物の味わいを感じて来ました。
気候の良い時期に又来たいですね。
まず昨日もとっても暑い日でした。一昨日から姉の家(三重県鈴鹿市)に来ておりますので、妻と姉同行で行ってきました。新名神と名神高速を走って瀬田東ICで降りて石山寺到着。
石山寺
石山寺は11年前、旧東海道を歩いていた時ちょっと寄り道して訪れました。
今年はNHK大河ドラマ「光る君へ」で紫式部が取り上げられていますのでゆかりのある石山寺には大河ドラマ館が設けられていました。
今日は先を急ぎますので大河ドラマ館は割愛しました。
重要文化財の東大門から入りました。
源頼朝の寄進と伝えられています。
鎌倉時代、運慶・湛慶の作と伝えられています。
観音堂
毘沙門堂
硅灰石、花崗岩の熱作用で石灰石が変化した硅灰石と呼ばれます。雄大な硅灰石となっているのは珍しく天然記念物に指定されています。
石山寺の名前の由来にもなっています。
本堂(国宝):滋賀県最古の木造建造物
源氏の間:紫式部が源氏物語を執筆した場所と伝えられています。
経蔵(重要文化財):経典を収めた高床の校倉
多宝塔(国宝):源頼朝の寄進と伝えられています。日本最古最美の多宝塔。
光堂:新しいもので2008年、石山を発症の東レ(株)の寄進で建てられました。鎌倉時代に存在した「光堂」を復興しました。
紫式部像
鐘楼(重要文化財):源頼朝の寄進と伝えられています。上層に平安時代の梵鐘(重文)が吊されています。
御影堂(重要文化財):真言宗開祖弘法大師の像を安置しています。
ちょっと駆け足でしたが、暑さと戦いながら駆け足で石山寺を巡ってきました。
この後は大津市内を走って三井寺に向かいました。
三井寺(園城寺)
正式名称は長等山園城寺といいます。
創建686年天台別院として伽藍を再興し、平安時代以降、東大寺、興福寺、延暦寺とともに四大寺院のひとつとされてきました。
大門(仁王門・重要文化財):三井寺の表門で、檜皮葺の二階建ての楼門。
食堂(釈迦堂・重要文化財):檜皮葺屋根の造。現在は、清涼寺式釈迦如来像を本尊としてまつることから釈迦堂と呼ばれています。
金堂(国宝):檜皮葺の屋根が軽快で美しい名建築として知られていて、本尊・弥勒仏を安置する内陣中央は床を張らず一段下げて土間にするなど伝統的な天台系密教仏堂の形式を採用。
現在の金堂は、豊臣秀吉の正室北政所によって再建されたものです。
鐘楼(三井晩鐘・重要文化財):内部には近江八景の「三井晩鐘」知られる巨大な梵鐘がつるされています。
閼伽井屋(重要文化財):閼伽(あか)とは水のことで、仏に供える水や花を用意する施設が閼伽井屋です。石組に囲まれた内部には、天智・天武・持統の三帝の産湯に使われことから三井寺の名の由来となった「三井の霊泉」が湧き、神秘的な水音を聞くことができます。
霊鐘堂(弁慶鐘):堂内には重要文化財の霊鐘「弁慶の引摺鐘」として名高い大鐘が安置されている。
一切経蔵(重要文化財):仏典類を網羅した一切経(大蔵経)を収める書庫。
三重塔(重要文化財):慶長6年(1601)、徳川家康が三井寺に寄進したもの。
唐院・潅頂堂(重要文化財):入母屋造、檜皮葺、正面中央に軒唐破風を設ける上品で軽快な住宅風建築。
微妙寺本堂:微妙寺は三井寺五別所のひとつ。別所とは平安期以降、広く衆生を救済するため本境内の周辺に設けられた別院。
毘沙門堂(重要文化財):もと三井寺五別所のひとつ尾蔵寺の南勝坊境内に元和2年(1616)に建立されたもので、明治43年(1910)に南院の上三尾社近くに移され、昭和31年(1956)の解体修理に際して現在地に移築された。
観音堂(南院札所伽藍):西国観音霊場の第14番札所。本尊は如意輪観音像(重要文化財)は33年に一度公開される秘仏。
鐘楼(南院札所伽藍):現在の建物は、天明2年(1782)建立されたものを文化11年(1814)に再建したもの。
百体堂
観月舞台:江戸時代から琵琶湖を展望できる景勝地、観月の名所として有名で、多くの文人墨客が訪れています。
南院札所伽藍の絵馬堂から大津市内と琵琶湖の展望ができます。
暑い中ふらふらになりながら三井寺を観賞しました。本当はもっとじっくり見たかったのですが集中力が欠けてしまっていました。もう一度訪れたいお寺です。
この後は浮御堂に向かいました。
近江八景「堅田の落雁」で名高いのですが初めて訪れるスポットです。
浮御堂
寺名を海門山満月寺といいます。平安時代、恵心僧都が湖上安全と衆生済度を祈願して建立したという事です。現在の建物は昭和12年の再建によるもので、昭和57年にも修理が行われました。
しばし琵琶湖の景色を眺めていました。直ぐ近くに琵琶湖大橋があります。
夕暮れ時には良いかもしれませんね。
本日最後のスポット近江八幡市の「ラコリーナ近江八幡」に行きました。
このスポットは姉からのリクエストです。
琵琶湖大橋を渡って琵琶湖の対岸に出て近江八幡までかなり走りました。
ラコリーナ・近江八幡
2015年にオープンした「たねや クラブハリエ」のフラッグシップ店です。
コンセプトは「自然に学ぶ」。
草に覆われた建物や田んぼもあってコンセプトをうかがい知ることができますが、かなりの入場者でごった返していました。
人気スポットであることは容易にりかいできました。
こんなモニュメントもあります。ドアを開けて記念撮影する人が多かったです。
結局特に買い物もなく退出しました。
今日もプログラムは全て終了。
先日の福岡旅行の関門海峡巡りに続いて、かなりの暑さの中疲労に満ちて帰って来ました。
でも古刹ならではの建築物の味わいを感じて来ました。
気候の良い時期に又来たいですね。