般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2024-09-23 | Weblog

 汗と血圧と

 この前、五岳山へ行ったとき “汗をかいて塩分が排出されたため、血圧が下がった” と書きましたが、これは経験的におそらくそうだと思っただけで、暑いこの時季、山に登り汗をかくことをお勧めするものではありません。
 正直なところ、熱中症警戒アラートが発出され屋外での作業を控えるようにと言われている中、なんと物好きなことをしているものだと思いながら歩いていました。ただ暑いだけではなく、山頂から眺める遠景、時折吹いてくる風になんとも言えないよろこびを覚え、大汗をかいた後のすがすがしさ、駅に到着した時の満足感はあります。


  暑さ寒さも彼岸まで
  今朝から急にすずしくなりました。


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2024-09-21 | Weblog

 綿

 綿の実がはじけて綿がぽろぽろと落ちてきました。




 一つの実には3個の綿のかたまりが入っています。



 一つのかたまりには8個の綿毛のついた種が入っています。








 重さを量ってみました。
一つの種 0.093g  うち綿毛 0.027g から
一つの花には 0.027×8×3=0.648gの綿毛がついています。
ということは
 20gのハンカチを作るには約31個の綿の花が必要になります。
だいたい綿1本の茎には30個ほどの花が咲きますので、ハンカチ一枚には綿1本が必要、80gのタオルでは綿4本と言うことになります。



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2024-09-19 | Weblog

 五岳山
  9月17日 JRみの~五岳山~JR善通寺
   ( 筆の山、香色山パス )

 一昨日17日は旧暦の8月15日、中秋の名月、出釈迦寺奥の院護摩祈祷日。
五岳山へ行ってきました。
午前中曇りの予報でしたが、熱中症警戒アラートが発出される猛暑日。
夜中に雨が降ったらしく落ち葉が積み重なった山道はちょっと蒸し暑く、すべらないようにと気を使います。出釈迦寺奥の院には麓から無料送迎自動車があり大勢の人が来ていました。
奥の院から本堂へ下り印をもらって、再度奥の院へ向かおうとしたところで送りますよと自動車へ誘われましたが、徒歩参拝をしているのでとお断り。
 しかし、暑さのため我拝師山山頂へはいつもより一時間半遅れ、歩いていても一歩一歩が遅くなっているのが分かります。白衣からスボンまで汗でびっしょり。
我拝師山を下る途中、大坂峠でリタイヤするかどうか迷いました。
小さい頃から、最後まで意思を貫くことがよいことだと教えられてきました。そのためか、ともすると ”挫折”=”悪いこと・恥ずかしいこと”という意識が心の奥底にあるのかもしれません。こだわる必要のない葛藤が頭の中をかき乱します。
いつものことながら同じ結論、リタイヤ。

 筆の山の麓の木陰を歩きながら考えました。暑さでリタイヤを悩むのであれば、例えば朝の気温が25℃を超えていれば初めから計画を3座ということにすればよいのではないか。そうすれば余計な悩みがなくなるだろう、次回からの計画判断に加えることにしました。

 善通寺で自転車で巡拝しているという若い男性に会いました。順打ちであと3日で結願。暑い太陽の光の中にさわやかさを感じました。何日かかりましたか、台風のときは大変だったでしょうなどと、話を聞きたかったのですが、電車の時刻がせまっておりお接待の飴を渡してすぐに別れました。世の中のせわしなさから離れるために山道を歩きに来たのに電車の時刻にせかされるとは。相手を思いやる気持ちがなかったのか、電車のシートに座り、反省することしきり。

 ずいぶん汗をかきました。持ってきたペットボトル4本、湧き水で2本補充、自販機で1本購入、などから3Lは汗として出た計算。
その分、塩分も排出されたのでしょう、翌朝の血圧はいつもより10ほど低く最高102・最低57でした。





シロオニタケ 
( 食用にはなりません )

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2024-09-17 | Weblog

 歯科検診

 歯のチェックに行ってきました。チェックは1年に一度でいいと思っていたのですが、定期チェックの葉書が来たことと、この春に突然前歯が折れるというアクシデントがありその予後を確認してもらおうと出かけました。
 折れたところは異常なく他に特に指摘されるところはありませんでした。
 歯が折れてから、リンゴをかじることは控えるようになりました。
 このところ欲しいもの、美味しいものを味わうことのできる大切さ、歯のありがたみを感じるようになりました。

  患ってから治療するより日頃の養生
  予防は治療に勝る

 歯だけではなく、体中全体同じことでしょうか。



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2024-09-15 | Weblog

 運転免許

 畑からの帰り、細い道路の左側から右折して出ようとしている自動車に会った。自動車から見て前面は溝、しかも出てくる道は上り坂になっており、前方の様子が判らないらしく、少し大きめの乗用車の運転手は脱輪しないか心配して進みかねている。タイヤを見るとそのまま進めば脱輪する。 「案内しましょうか」と声を掛け、「ハンドルを左に少し切って、そのままゆっくりバック、ハンドルを戻して・・」「ストップ」「ハンドルを右に切ってゆっくり前に進んで」と身振り手振りを交え誘導し道路に出ることができた。若い運転手は何度も礼を言って去った。
 運転免許を返納して5年になる。まだまだ運転感覚は衰えていない、まんざらでもない、などとちょっとうれしくなった。タイヤの動きを見ながらの誘導など誰にでもできることなのだが。
 今、自動運転車の開発が進んでいる。車庫入れもできるそうだから、このようなときにもボタンをポンと押せばなんなく曲がることができる車があるのかもしれない。 
 先日、小豆島で自動運転バスの試験運行が始まったというニュースがあった。そのうち、免許不要の超小型全自動の車が販売されるだろう。行き先を言うだけですぐに連れて行ってくれる車。
ぜひ買ってみたい。・・・と思っている。

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2024-09-13 | Weblog

 今朝の気温

 毎朝の気温をグラフにつけています。



 9月になり、気温が下降傾向になっていましたが、暑さがぶり返し30℃超えがこの5日間続いてます。今朝の気温は30.2℃でした。
グラフをつけ始めた2013年から9月に30℃を超えたのは2019年に2日あっただけです。
「暑いですね」がまだ挨拶代わりに使われています。

でももうすぐ涼しくなります。秋です。

これから畑の準備をしてきます。









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2024-09-11 | Weblog

 昨日の日めくり

 たまたまでしょうけれど昨日の日めくり2つが「苦と楽」のことわざ、名言でした。


楽は苦の種、苦は楽の種
私の苦は、誰かの楽

 人生楽ありゃ苦もあるさ♬
 楽あれば苦あり、苦あれば楽あり 

苦と楽のことわざ、慣用句いろいろあります。

「楽」《らく》 ・・・ 辞書で見ると
「肉体的・精神的な苦痛やひどい負担を感じない状態・様子。
十分なゆとりをもってそれをすることが出来る様子」
とあります。

同じ字でも「楽しみ、楽しむ」は少し違うような気がします。
「楽しみ、楽しむ」にはよろこびが伴います。

 苦を苦にせず、楽しみ、楽しむ境地にと説かれますが、なかなか。




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2024-09-09 | Weblog

 健康まつり

 9月7日、健康まつりが市民交流センターで開催されました。
地区の愛育委員会、健康・福祉関係等の諸団体主催によるもので健康チェック、健康・介護相談、子育て支援など多数のコーナーがあります。ハンドメイドなどもあり親子連れでにぎわっていました。
 今年も骨密度を測ってもらいました。骨粗鬆症は心配なし。末梢血管の血流測定、体組測定、年相応の結果です。いずれも食事とともに適当な運動、ウォーキングを勧められました。
やはり歩くことは健康維持のために良いことのようです。


いろいろなパンフレットとともに記念品をいただきました。




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2024-09-07 | Weblog

 寺田寅彦記念館・高知城

 先日の高知での先達大会の折り、寺田寅彦記念館と高知城へ行ってきました。

「天災は忘れたころにやって来る」
高知城の北にある寺田寅彦記念館は寅彦が4歳から19歳までを過ごした屋敷です。



入口の標石「寺田寅彦先生邸址」は牧野富太郎博士の揮毫によるものです。

寅彦は土佐藩士の家系で現在敷地の一部はなくなっていますが、それでも広大な邸宅です。



 館内では係の人が詳しく説明してくれました。寅彦は熊本第五高等学校で夏目漱石に師事し俳句等を通じ交遊が続きました。


 このオルガンは東京にいたときに一時漱石邸に預けられていたものです。ということは漱石も触ったオルガンかもしれません。
 係の人から高知城麓の県立文学館に寺田寅彦記念室があるので寄ってみてくださいと言われましたが、残念ながら時間がありませんでした。来年はぜひ行ってみたいと思います。


 高知城は現役の頃、出張で訪れた際、現地の人が案内してくれました。いずれは一人でゆっくり来てみたいと思っていたところです。その後高知へは何回か訪れましたが、お遍路コースからは少し離れ、団体ツアーでは遠くに眺めることしかできませんでした。








 今朝、NHKで今夕20時からBS「ニッポン不滅の名城」で高知城が放送されるとお知らせがありました。見てみたいと思います。




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2024-09-05 | Weblog

 先達大会

 9月3日、高知県民文化ホールにて第41回四国八十八ヶ所公認先達大会が開催され参加しました。先達大会は4年毎に四国4県持ち回りです。私は高知県での参加は初めてです。
いつもは午前中からの開催ですが、地理的な関係もあってか12時30分からの開催でした。参加者 先達660人、寺院関係50人。
 大会はこの一年間に亡くなられた先達さんの慰霊法要に始まり、功労者の表彰、休憩をはさんでアトラクション「よさこい鳴子踊り」、土佐ならでのにぎやかな演舞、会場がわき上がりました。
続いて「四国遍路は”四国仏教”という宝物」と題して57番札所栄福寺住職 白川 密成僧正の特別講演。白川僧正は「ボクはお坊さん」など仏教関係の本を多数著作され、テレビにもたびたび出演されています。今回は仏教には大乗仏教、上座部仏教などという〇〇仏教という流れがありますが、四国遍路は”四国仏教”と言ってもよいのではないか。弘法大師は真言宗を開祖されました。しかし、四国遍路はあらゆる宗派、あらゆる宗教を分け隔てなく受け入れている。諸外国からの巡拝も数多く見られる。お遍路同士が手を合わせて挨拶する、お接待の文化、など四国遍路は仏教のひとつの形態を形作っている四国仏教である。そこには人を応援することの楽しみがあります。
仏は己の心にある、白川僧正は「Kukai in You」ということを提唱されています。四国遍路はお大師さまと同行二人の修行の旅。それはわたしたちの中にお大師さまがいることに気づく旅。それはまた、他の人も尊きものを宿しているということに気づくことです。
分かりやすく、笑いもあり楽しく聞かせていただいた1時間でした。
 閉会後、先達大会としては初めてのことですが、僧侶の方々との懇親会が行われました。四国遍路をしているといっても僧侶の方と話をする機会などほとんどありませんので、参加しました。
会場は少し離れたホテルザクラウンパレス新阪急、僧侶約40人、先達60人、計100人ほどの11テーブルの会場です。
 高知は酒の強い人が多く、宴会も盛り上がるとは聞いていましたが、まさにそのとおり、霊場会会長、各部会長、もとより楽しく上手なお話しに加えて各テーブルからの代表者による高知名物しばてん踊りなどあっという間に時間がすぎました。
私のテーブルには井戸寺、岩屋寺、園明寺の僧侶の方がおられ、隣の席の井戸寺の方には瀬戸内寂聴さんのお墓が井戸寺に建てられた経緯を聞いてみました。今の時代、お墓のことは個人情報なのでしょうが、寂聴さんともなれば関係ないでしょう。
参加していた先達の方たちはさすがにすごい人たちばかりで錦や金色の納札の人、同じテーブルでも25回、40数回の人、5.9回目の私にとってはまったく雲の上の人でした。
これらの人たちと話して、ひとつのことに打ち込んでいる人はやはり何か違う、皆さん生き生きとしていることを感じました。
 参加してよかった、楽しい一日でした。






懇親会

しばてん躍り


お坊さん?






Kukai in You