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2024-01-31 | Weblog

 「糖尿病 高血圧 メタボに著効!かかと落とし」
   (坂部則明/編集 ブティック社 2024/1/20 p.56)



 図書館の新刊書棚に並んでいましたので借りてみました。
かかと落としは新聞や雑誌でよく取り上げられていますし、NHKトリセツショー(2022/5/19)でも放送されました。
 この本は一人の人によって書かれたものではなく、川崎医科大学、福岡歯科大学、信州大学、埼玉医科大学、大阪大学、愛媛大学などの教授等専門家13名の方々の執筆による寄稿集です。

表紙折り返しから 【要旨】
かかと落としの4大効果
1 骨ホルモンが増える
骨が分泌する物質オステオカルシンは「骨ホルモン」と呼ばれ、全身の臓器を活性化します。かかと落としでこのオステオカルシンが放出されます。
2 骨が強くなる
かかと落としで直接刺激を与えられた骨は、より太く、丈夫に作り替えられます。
3 血糖値の上昇を抑える
かかと落としで骨ホルモンが増えると、膵臓の働きがよくなり「インスリン」の分泌が促され血糖値の上昇が抑えられるようになります。
4 血管が若返る
かかと落としで血液循環がよくなると、心臓への負担が軽減されます。
また、かかと落としは毛細血管への血流を促し血管を若返らせる効果が得られます。

 かかと落としにより分泌される「骨ホルモン」が血液、血管から全身の臓器(小腸、膵臓、肝臓、心臓、脳、皮膚、腎臓、精巣)へも影響し、よい効果が得られます。かかと落としは骨の強化だけではありません。

 ただ、先生方により提唱される回数はバラバラです。
・1日50回  (2名)
・1日30回 
・朝昼晩 それぞれ  30回
・1日80~100回  痛みなどの症状があるときは10~30回でもよい
・ 20回
・1セット30回 を 1日4~5セット
・朝晩 各10回
・気づいたときに30回
・食事終了後5分以内に30回を目安
・1回1分  1日3回    (1回1分というのは1分間の間にできる回数だけという意味だと思います)
NHKトリセツショーでは
・1日50回
概していえば1日数分のかかと落としでよいということになります。
また別に一時にまとめて行わなくともよいようですので、交差点での信号待ちなどいつでもできます。
いかがでしょうか。やってみませんか。
(膝に痛みなど傷害のある場合は医師に要相談)

 話は変わりますが、本のタイトルに「メタボに著効!」とあります。
「著効」・・著しく効くということでしょうけれど、あまり聞いたことのない言葉です。手元のどの辞書にも載っていません。ネットで検索すると2005年の香川県立図書館レファレンスデータベースに問い合わせと調査結果がありました。それによりますと「著効」は大辞林に掲載があり、「(薬などが)著しく有効であること。」という意味です。「広川薬科学大辞典」、「看護医学用語の読み方と意味」、「医薬実務用語集」等には掲載はなかったそうです。
パソコンの変換辞書には入っていてすぐ出てきてきます。またweblio辞書に「医療などにおいて薬や施術が著しく効果をもたらすこと。薬がよく効くこと。」とありますので、最近使われだした言葉なのでしょう。
  余談ですが、参考に。

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