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2024-10-21 | Weblog

 点 字

 点字、目の不自由な方の文字です。駅の券売機、エレベータの操作盤やスーパーの入口など身近にも目にします。
 昨日第31回倉敷健康まつりいきいきふれあいフェスティバルへ行ってきました。だれもが気軽に集い,健康づくりや生きがいづくりなどを楽しみながら体験し、社会づくり、健康づくりや福祉への理解を深めようというイベントです。
会場の水島緑地公園には多くのテントが立ち並び、体育館の中には健康、介護、福祉などの関連団体によるいろいろなブースが設けられ、市内各地から無料送迎バスが運行されることもあって、おおぜいの人でにぎわっていました。
 ブースのひとつに点字体験コーナがあり声を掛けられて立ち寄ってみました。点字は話を聞いたことはあるのですが、実際に打ったことは初めてでした。
6点でカナ、アルファベット、数字の一文字を表します。きちっと整列するための定規が用意されています。文字は3mm×5mmの長方形の中に打たれ、非常に小さく感じられました。

実際に打ってみた「ウエオ」です。下の目盛りは1m/m
上手な人がやるときれいな山型になります。

 
 打つときは裏から、読むときには表からになりますので、打つときと読むときは文字の形と方向は逆になります。
 2年前に東京大学の全盲の教授福島 智さんのことを知りました。
福島さんは3歳で右目、9歳で左目を失明、18歳で失聴し、全盲ろうとなりました。目も見えない、耳も聞こえないとなると頼るところは点字しかありません。お母さんが点字を知っていたので点字により外の情報を得ました。最初の点字は「サトシ ワカルカ」だったそうです。
 私たちもいつ何時目が見えなくなるかもしれません。
展示ブースで説明してくれた方々はボランティアだそうです。
頭が下がります。





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