血圧は2回目に測った方が低いか
前にアップしたことがありますが、血圧は測る都度測定値は異なります。血圧が高く出ると「どうも血圧が高いようですね、もう一度測ってみましょうか」などと言われ、もう一度測る、結果低く出れば「よかったですね」と言われる。測られている当人も安心する。しかし、血圧は高いことが問題なので、低いデータで‟良し„とされることはおかしいのではないでしょうか。
それはそれとして、続けて測ったときには一般的に2回目に測った方が低くなるといわれています。本当に2回目の方が低くなるのでしょうか。
確認してみました。血圧上、血圧下それぞれの (2回目-1回目)についてグラフにしてみました。
9月11日から12月19日までの100日間のデータです。
(横軸:日 縦軸:差)
(横軸:日 縦軸:差)
【結 果】
当初の予想に反して2回目の方が高くなることも結構あります。しかし、全体を通してみるとやはり2回目の方が低くなる傾向にあることが分かります。その値は平均してみると血圧上 △3.8、血圧下△1.0ですので長期間で見ればさほど気にすることもないようです。
脈拍についても同様に2回目の方が低くなります。
寒さが厳しくなりました。急に寒い屋外に出たりすると血圧の上昇を招くそうです。皆さまくれぐれもお気をつけられますように。