「おはようございます」
毎朝5時前に家を出て2時間ほどウォーキングをしています。夏の間は明るかった散歩道ですが、今ではもうライトが必要になってきました。
最近不思議なことに気がつきました。
夜明け前の薄暗い街中ではウォーキング、ランニング、犬の散歩、新聞配達の人たちと出会います。そのときお互いにどちらからともなく「おはようございます」と挨拶します。別に知っている人でもなく、顔なじみになった人でもありません。
ところが夜が明けて街が明るくなるとその挨拶が次第に少なくなります。ちょっと暗い街灯に照らされた商店街をランニングしている若い娘さんに「おはょうございます」と声を掛けることはできても、明るくなり相手の顔がはっきり見えるようになると声を掛けることはなく、相手も声を掛けてきません。
なぜでしょうか。
暗いときにはお互いに早起きをしている仲間、同類項という意識が働くのではないでしょうか。
明るくなると、通勤、通学、通院、買い物いろいろな人たちと出会います。見ず知らずの急いで歩いている人、、即ち私と別世界の人にいちいち挨拶する必要もないという思いが出てきます。おそらく相手もそうでしょう。
でも「おはようございます」と 声を掛ければ必ず「おはようございます」と返って来ます。