お墓
お彼岸を前にお墓の掃除に行ってきました。少し早かったせいか、どこのお墓もまだ掃除に来ていないようです。暮れに掃除をしたままのお墓の周りにはもう小さな草がうっすらと生え、落ち葉が積もっていました。
昨年の夏、わが家のお墓の前の木や草が余りにも伸びて、以前は見えていた遠くの山並みが全く見えなくなっていました。そこで一週間ほどをかけて伐採しました。すると今まで木や草に囲まれて見えなくなっていた20数基の石碑がでてきました。倒れたり土砂や腐葉土に埋もれてしまっているものもあります。何十年ぶりかに太陽の光を浴びた石碑は風化して角が取れ、刻まれた墓碑銘も薄れています。しかし、よく見ると 安永、寛政、天保、嘉永、安政など江戸時代後期の文字を読み取ることができます。
もう完全に忘れ去られ無縁仏となってしまっているのでしょう。
考えて見れば祖父母の話を聞くことはあっても、その前の曾祖父母となると耳にすることは全くありません。ましてや二百数十年前のご先祖様ともなると家系図などでしっかり引継ぎ管理されているお宅は別として、わが家のような一庶民の家では想像もできません。
しかし一代30年として例えば210年、7代前では2+4+8+16+32+64+128=254人のご先祖様がおられることになります。ひょっとするとわが親族、親類の墓の前に並んでいるこれらの20数基のお墓の中にはわれらがご先祖様もおられるかもしれません。
まだ草や木は伸びてきていませんが、お墓は暮れからの落ち葉に埋もれています。今度のお盆にはまた掃除をいたしますので、それまでしばらくお待ちください。
お彼岸を前にお墓の掃除に行ってきました。少し早かったせいか、どこのお墓もまだ掃除に来ていないようです。暮れに掃除をしたままのお墓の周りにはもう小さな草がうっすらと生え、落ち葉が積もっていました。
昨年の夏、わが家のお墓の前の木や草が余りにも伸びて、以前は見えていた遠くの山並みが全く見えなくなっていました。そこで一週間ほどをかけて伐採しました。すると今まで木や草に囲まれて見えなくなっていた20数基の石碑がでてきました。倒れたり土砂や腐葉土に埋もれてしまっているものもあります。何十年ぶりかに太陽の光を浴びた石碑は風化して角が取れ、刻まれた墓碑銘も薄れています。しかし、よく見ると 安永、寛政、天保、嘉永、安政など江戸時代後期の文字を読み取ることができます。
もう完全に忘れ去られ無縁仏となってしまっているのでしょう。
考えて見れば祖父母の話を聞くことはあっても、その前の曾祖父母となると耳にすることは全くありません。ましてや二百数十年前のご先祖様ともなると家系図などでしっかり引継ぎ管理されているお宅は別として、わが家のような一庶民の家では想像もできません。
しかし一代30年として例えば210年、7代前では2+4+8+16+32+64+128=254人のご先祖様がおられることになります。ひょっとするとわが親族、親類の墓の前に並んでいるこれらの20数基のお墓の中にはわれらがご先祖様もおられるかもしれません。
まだ草や木は伸びてきていませんが、お墓は暮れからの落ち葉に埋もれています。今度のお盆にはまた掃除をいたしますので、それまでしばらくお待ちください。