Matthias Walkner & KTM win Rally DAKAR 2018 | KTM
KTM 17年間連続の二輪部門総合優勝
9,000km 近くの距離をカバーした歴史的にも最も厳しいラリーとなった「ダカールラリー2018」。
KTM 450 RALLY は大きな変更を受けた初年度にも関わらず早くもその性能と耐久性を証明し、
マティアス・ウォークナーを初優勝に、KTM をダカールラリー17 連覇へと導きました。
★総合優勝マティアス・ウォークナー
「本当に信じられない…この気持ちは言葉では言い表せない。
今年のダカールは非常に難しく、間違いなく私が出場した中で最も難しいものだった。
ナビゲーションはいつもトリッキーだし、序盤ではトップ集団がタイム差なくひしめきあい、
とにかく毎日ミスをしないように心がけた。毎回フィニッシュするまでギリギリで
なんとか自分のアドバンテージを損なわないようゴールを目指して安全に走った。
幸いにも今、私はここで勝者となっていて、いまだに信じられない。
本当にチームの皆や、私をサポートしてくれた人に感謝している」
★総合3位トビー・プライス
ナビゲーション・ミスの追い上げをしつつ、最終ステージでの追い上げは並外れており
総合 3 位を勝ち取りました。2017 年シーズンを怪我のため棒に振り、
2018 年ダカールが復帰後の初戦という状況で、素晴らしい結果を出しました。
★総合4位アントワン・メオ
負傷したまま迎えた2017 年シーズン、ダカールではゴールだけを目標としてきました。
2 つのステージで勝利を挙げ、総合 4 位というポジションを獲得、
今年の難易度のなかで印象深い偉業を成し遂げました。
「今回は非常に難しいコースだった。ステージの長さのせいで、
我々のチームは少し待たされる羽目になり、集中力を保つのが難しかった。
前半でなるべくプッシュしようとしたが、厄介なエリアでトラックにつかまってしまい、
その後ろで身動きが取れなくなって時間をロスしてしまった。
今年を切り抜けたチームに感謝したい。」
★女性ながら総合 12 位のライア・サンツ
ライア・サンツからは感動が途切れません。
ステージ終盤で複数回クラッシュしているにもかかわらず、彼女はあきらめませんでした。
常にトップ 10に近い位置を確保し、総合 12 位でダカールを走破しました。
「ゴールまでたどり着けたのは本当に嬉しい。非常に厳しいラリーだった。
2 回の大きなクラッシュをしてしまったものの、
不幸中の幸いで私にもマシンにも大きなダメージはなかった。
特に今回は 2 位のケビンに追いつくようにプッシュしたが、
中間地点で 5 分の差は大きすぎると判断して、安全にゴールすることに専念した。
ダカールを走破すること自体が偉業の中、今回ポディウムに立てたのは
本当に自分でも信じられない。チーム全体が一丸となって大いに努力した結果だ。
私は更に強くなって来年のダカールで優勝を目指そうと思う。」
総合リザルト
1. マティアス・ウォークナー(オーストリア)KTM
43:06:01
2. ケビン・ベナバイズ(アルゼンチン)HONDA
43:22:54 +16:53
3. トビー・プライス(オーストラリア)KTM
43:29:02 +23:01
4. アントワン・メオ(フランス)KTM
43:53:29 +47:28
5. ジェラルド・ファーレス(スペイン)KTM
44:07:05 +1:01:04
9. ダニエル・カレラス(スペイン)KTM
45:43:21 +2:37:20
12. ライア・サンツ(スペイン)KTM
46:02:03 +2:56:02