よく新モデルの発表の際には「ローンチ」とか「ランチ」 (launch)とかいいますが
KTM2016オフロードモデルの発表会は「2016MY OFFROAD TRAING」って書いてありました、資料の表紙に。
車体、とくに大きな変更のあるエア・フォークやエンジンに関しては9月3日にあらためてオオスカがトレーニングを受けてまいりますが、8月6日の発表の際もただの机上の発表会にとどまらず試乗が最も重要とされています。コースが設定され、ゲストのアドバイザーとともに走り、そうしてディーラーは新マシンを会得していきます。・・そのゲストが今回すごかった。
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サラ先生( Giovanni Sala)でございます。(あ、左側です)
1963年、イタリア出身のエンデューロ、ラリーライダーです。
世界エンデューロで6回チャンピオン、ISDEで4回ウィナー・・
KTMとともにチャンピオンロードを歩んできた、本物のレジェンドです。
本日は8月31日、良い子の皆さんは宿題はとっくに終わらせていることでしょう。オオスカはやっとの思いで宿題のレポートを提出しました。タイトル「夏の思い出」、ちょっと鼻につきますが、掲載します。
*以下オオスカ
「ジョバンニ・サラのエンデューロスクールも受けてきました。
エンデューロ世界選手権や、ISDE(インターナショナル6デイズエンデューロ)で数多くの優勝経験を持ち、KTMをオフロードのみならずオンロードモデルでも躍進させることとなったツインシリンダーのパワーユニットLC8を搭載した最初のモデル950ラリーのテストライダーを務めた人物です。
Mototest - Clinica de Enduro Giovanni Sala
みたいなことをやるのかなー?とドキドキしていたのですが、実際のレッスン内容はごく基本的なことでした。
とにかく安全に!ということが第一で、それは常にマシンをコントロールできる状態を維持するという意味だと受け取ったのですが、そのためには…
・タイヤの空気圧をフィールドに合わせること。
・車体のポジションをリラックスして操作できるよう合わせること。
・できるだけスタンディングで体を動かし、ハンドルをフリーにしてあげること。
・スピードコントロールにクラッチを使うこと。
そして安全に走ることを覚えれば、速く走る余地が生まれる。ステップバイステップだ。とのことでした。
特にうまい人の後ろを走ると、スムーズ過ぎて全然体を動かしていないように見えるものですが、説明を受けながら横から見るととても大きく体重移動して思い切りフットペグを踏み込んでいるのがよくわかります。当たり前のことのようでもきちんと意識していないとなかなか出来ないことですし、速度が上がればより難しくなるのでちゃんとできている人は少ないのではないでしょうか。
クラッチを使うテクニックは知ってはいたけど使ったことはなかったのでまるでうまくできませんでした。加減速の際にトラクションコントロールのような使い方をしていました。スロットル操作では反応が遅く、ギクシャクしてしまうからクラッチを使うようです。
足をけがしていたのに見事なライディングを見せてくれ、一緒に写真を撮ってくれたしサインももらったし充実した一日でした。僕の990ADVR を見て、
「同じモデルを持ってるよ」
と言われ、愛車への愛情も一段と強くなった日でもありました。
」
KTM2016オフロードモデルの発表会は「2016MY OFFROAD TRAING」って書いてありました、資料の表紙に。
車体、とくに大きな変更のあるエア・フォークやエンジンに関しては9月3日にあらためてオオスカがトレーニングを受けてまいりますが、8月6日の発表の際もただの机上の発表会にとどまらず試乗が最も重要とされています。コースが設定され、ゲストのアドバイザーとともに走り、そうしてディーラーは新マシンを会得していきます。・・そのゲストが今回すごかった。
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サラ先生( Giovanni Sala)でございます。(あ、左側です)
1963年、イタリア出身のエンデューロ、ラリーライダーです。
世界エンデューロで6回チャンピオン、ISDEで4回ウィナー・・
KTMとともにチャンピオンロードを歩んできた、本物のレジェンドです。
本日は8月31日、良い子の皆さんは宿題はとっくに終わらせていることでしょう。オオスカはやっとの思いで宿題のレポートを提出しました。タイトル「夏の思い出」、ちょっと鼻につきますが、掲載します。
*以下オオスカ
「ジョバンニ・サラのエンデューロスクールも受けてきました。
エンデューロ世界選手権や、ISDE(インターナショナル6デイズエンデューロ)で数多くの優勝経験を持ち、KTMをオフロードのみならずオンロードモデルでも躍進させることとなったツインシリンダーのパワーユニットLC8を搭載した最初のモデル950ラリーのテストライダーを務めた人物です。
Mototest - Clinica de Enduro Giovanni Sala
みたいなことをやるのかなー?とドキドキしていたのですが、実際のレッスン内容はごく基本的なことでした。
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とにかく安全に!ということが第一で、それは常にマシンをコントロールできる状態を維持するという意味だと受け取ったのですが、そのためには…
・タイヤの空気圧をフィールドに合わせること。
・車体のポジションをリラックスして操作できるよう合わせること。
・できるだけスタンディングで体を動かし、ハンドルをフリーにしてあげること。
・スピードコントロールにクラッチを使うこと。
そして安全に走ることを覚えれば、速く走る余地が生まれる。ステップバイステップだ。とのことでした。
特にうまい人の後ろを走ると、スムーズ過ぎて全然体を動かしていないように見えるものですが、説明を受けながら横から見るととても大きく体重移動して思い切りフットペグを踏み込んでいるのがよくわかります。当たり前のことのようでもきちんと意識していないとなかなか出来ないことですし、速度が上がればより難しくなるのでちゃんとできている人は少ないのではないでしょうか。
クラッチを使うテクニックは知ってはいたけど使ったことはなかったのでまるでうまくできませんでした。加減速の際にトラクションコントロールのような使い方をしていました。スロットル操作では反応が遅く、ギクシャクしてしまうからクラッチを使うようです。
足をけがしていたのに見事なライディングを見せてくれ、一緒に写真を撮ってくれたしサインももらったし充実した一日でした。僕の990ADVR を見て、
「同じモデルを持ってるよ」
と言われ、愛車への愛情も一段と強くなった日でもありました。
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」