望月麻衣さんの新作である。
気になる箇所を3つピックアップ。
海斗は烏丸通り(縦道)に背を向けて御池通(横道)を西へと進む。
海斗は西洞院通(縦道)を指して、北に曲がる。
「ミカネさん」とは、「御金神社」と記されている、割と小さめな神社だった。
「そうです。神がおられる『神社』は、俗に言うパワースポットで、さらに俗っぽく言うと、ガソリンスタンドなんです」・・・「こうした社寺はエネルギー補給所なんや。」
「だけど、そのバリアは崩れることもあります。高熱を出したり、寝ぼけて無防備になったり。ひとが時々、霊を見たり、予知夢を見たりするのは、そういうふとしたバランスを崩した時に起こることなんです。」
読了まで2日かかり、感想は「面白かった」である。
場所は京都、お祓いミステリー系はウケるのかも。