そうだったんだ!読書メモ~~今日見つけた3つの「ヘェ〜」

欲張って1冊の本からたくさん学ぼうとしても無理っぽいので3〜4つにポイントをしぼってます。

★★ ユングが教える夢の心理判断 鞭 羊子 著 河出書房新社

2018-12-08 20:42:49 | 読書
ユングの本を探していたんですが、この本には基本的なことが書いてあってラッキーでした。

◯ 夢に注目したり、自分の心や内面に注目する時間を、一日のうちに少しでも作ると、いつのまにか、もうひとりの「見る自分」が働いてくれるようになってきます。
(自分というツールを最大限に使うにはこのあたりも意識してみたほうがいいでしょう。その上で社会性に求めていく。)

◯ そして、このようなさまざまな体験から、無意識とは、単に個人的な感情の抑圧などから形成されただけのものでなく、そこには、もっと人類に共通のイメージがあると考えるようになりました。
(この後、有名な共通無意識や元型につながっていきます。)

◯ ふつう、「コンプレックス」というと「劣等感」という意味で使われいてます。この言葉を最初に使ったのはユングですが、もともとは「観念複合体」という意味です。無意識の中に渦巻く、さまざまな観念や記憶の集合体のことを、「コンプレックス」という言葉であらわしたのです。
(この言葉も今は当たり前のように使われますよね。アドラーなんかにも出てきます。)