今日10月8日は二十四節気の寒露、露が冷たく感じられてくる頃です。。
秋も深まり、夕方に陽が傾い向いてきたかと思うと、あっと言う間に空が茜色
に染まり、陽が沈んでしまいます・・・
釣瓶落としとは、そんな秋の夕暮れ時をいう言葉。
鶴瓶(つるべ)とは井戸から水を汲み上げる桶のことですが、井戸の底へ
鶴瓶がサーッ と落ちていく様子を陽の沈む早さに例えた言葉です。。
外で夢中で遊んでいた子どもたちが、ふと気づくと秋の日暮れとともに辺り
はすでに暗く、一散に家路を急いだ幼い頃の記憶とも重なって・・・
秋の真っ赤な夕焼け空には、胸を締め付けられるような懐かしさとともに、
一抹の寂寥感を感じてしまいます。。。
沈みゆく秋の夕陽と富士山。(写真は過去の蔵出しです)
山の端にアッという間に沈む秋の夕陽。
沈んだ後の夕焼け空と富士山。
これから秋の深まりとともに空気も澄んで、富士山の見える日が
多くなるのは嬉しいのだが・・・
夕陽の沈む位置が徐々に富士山から離れていくので、一緒に
カメラのフレーム内に収めるのが難しくなってしまう。。。