秋が深まるに連れ日沈時間も毎日1分くらいずつ早くなり、夕方4時半頃に
はもう日が沈み、あっという間に暗くなってしまう・・
昔から「秋の日は釣瓶落とし」と言わるがその通りだと実感する季節ですね。
今の若い人たちは、井戸や釣瓶(ツルベ)と言っても、何それ?と知らない
人も多いと思うが・・
私の子供時代の昭和30年代頃の実家ではまだ水道も普及していなくて、井戸
から竿の先につけた釣瓶(バケツ桶)で井戸水を汲み上げて風呂や炊事、
洗濯等の生活用水に使っていた。
風呂は五右衛門風呂で薪を焚いて沸かしていたが、五右衛門風呂は文字通り
鉄の湯釜なので、釜に直接肌が触れると熱く下駄を履いて風呂に入る?(笑)
様な話もあったが、実際は湯釜の底に木製のすのこを置いて入浴していた。
子供の頃は井戸から風呂の水汲みや薪割り、風呂焚き等の手伝いをさせられ
結構キツくて辛い仕事だったが・・
今となっては懐かしい思い出での一つである。。
昨日の夕暮れ散歩で観た釣瓶落としの秋の夕陽。
晩秋の空を赤く染めながら沈みゆく綺麗な秋の夕陽。
秋の夕陽は美さの中に何となく物悲しさや侘しさを感じさせる。
夕焼け空を飛ぶ飛行機の飛行機雲。
夕焼け空を行く飛行機雲の位置があまり変わらない間に、
あっという間に沈んでしまった。。
夕陽が沈むと・・
辺りはあっという間に暗くなってしまいます。。