庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

「ハレ」の日と「ケ」の日

2021-01-11 10:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日は成人の日で祝日すね!

新しく成人式を迎えられた新成人の皆さん、おめでとうございます。

次世代を担う、新成人の皆さんにエールを贈ります! 

とは言ってみても・・

拙ブログの読者のほとんどの皆さんは、すでにうん十年前??に
成人された方がほとんどだと思いますが。。(笑) 

昔から、日本人は普段通りの日常を「」の日、正月や祝祭日など
年中行事を行う日を「ハレ」の日と呼び、日常と非日常を使い分け
ていました。

ハレ」の日には、晴れ着を着たり、神聖な食べ物である餅や赤飯
を食べたり、お酒を飲んで祝ったりする特別な日で、ワクワクする
様な楽しい日です。

一方「」の日は普段通りの生活を送る日ですが・・

」の日がなく、毎日がお祭りの「ハレ」の日ばかりだったら・・

それはそれでつまらないのかも知れません。。

また病気や死など、日常の「」の生活が順調にいかなくなることを、
気枯れ」=「ケガレ」といって忌み嫌い、禊ぎ、清め、祓いなどを
行いました。

ケガレ」を落とし、単調になりがちな普段の生活に「ケジメ」をつけて、
ハレ」の日を迎える繰り返しで「ハレ」と「」はワンセット成り立って
いると言えます。

普段通りの平凡な「」の日常があるからこそ、「ハレ」の日が一層輝く
とも言えると思う。。

日々に「ハレ」と「」があるように、人々の日々の生活の中にも光の部分
と影の部分があり、悪いことが起きても「明日はきっとよくなる」と自分を
励ましたり・・

良いことが起こると、「良いことばかりではない」と喜びすぎるのを戒め
たりします。

まさに「人間万事塞翁が馬」「禍福はあざなえる縄のごとし」ですね。。

近所の公園に咲く梅の花。

紅梅。

白梅。

 

公園でシャボン玉を飛ばして遊ぶ子供たちがいた。

 

コメント
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