庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

雑草と言う名の草は無い?

2021-01-06 09:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

雑草と言う名の草は無い」と言う言葉を聞いた事があるが・・

雑草にも植物図鑑などで調べれば、それぞれちゃんとした名前が
ついている。

それじゃあ雑草と野草は違うのか? 雑草も野草も同じ植物なのだが
野草は原野に生えるが、雑草は人が管理している土地に生えてくる。

種類は同じでもその生える場所によって雑草と呼ばれたり、野草と
呼ばれたりする。

人間側の勝手な都合によって呼び方を変えるのだから雑草からすれば
迷惑な話だと思う・・

人間が管理している土地、庭や田畑などに侵入してどんどん生えてくる
ので雑草をじゃま者扱いするが、それは人間の勝手というものだと思う。。

そんな雑草も迷惑なだけではなく、植物として空気中の炭酸ガスを吸収して、
地球の温暖化防止や太陽エネルギーを保存して、地球の砂漠化を食い止めて
くれていたりしている。

雑草魂」と言われるように、踏まれても抜かれても次々とたくましく生え
てくる雑草の生命力パワーを少し見習いたいものだと思う。

明日7日は七草、新たな1年の無病息災を願って七草粥を食べる日。

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。

これが春の七草、ビタミン、ミネラル、鉄分などが豊富に含まれ正月の
お酒やごちそうで、疲れた胃の調子を整える医食同源の健康食で風邪や
コロナの予防といった効能も期待できます。 

例えばナズナは、どこでも生えてくるペンペン草と言われていますが・・

古来、高血圧や肝臓病に庶民の薬として、貧者の薬剤師という異名がある
ほど重宝されていたそうです。。

野草や雑草の持つ自然の生命力パワーをいただいて、コロナなんかに
負けずに今年も一年元気で乗りきりましょう!。

古民家の庭先で展示栽培されてた春の七草。

コメント (2)
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