今日9月7日は24節気の白露、草に降りた露が朝の光に白く光って
キラキラ輝やいて見える頃。
朝夕の涼しさも一段と深まり吹く風も心地よく、秋の訪れを実感する
季節です。
いまごろから露が多くなるのは、夜が長くなるにつれて明け方の冷え
込みが強まり水蒸気が露になり易いからですが、日本では秋の長雨の
季節に入り、雨が多くなるため、あまり目立たないようです。
白といえば、日本では冬の雪の白をイメージしますが、中国では秋を
象徴する(白秋)色だそうです。
ちなみに、春は青(青春)、夏は朱色(朱夏)、冬は黒(玄冬)とされ、
四季の変化を、人生のライフサイクルにたとえて言えば・・
青春→朱夏→白秋→玄冬の順になります。
私もすでに人生の秋、白秋の日々を迎えて久しく玄冬も近いのですが・・
秋はまた実りの秋、収穫の秋でもあり、実り多き残された人生の秋を
過ごして行きたいものだと想う。。
今朝は久しぶりで晴れて、スッキリとした青空が覗いたので朝散歩に
出かけてきた。
ちょうど白露に合わせたように、富士山の山頂付近が初冠雪して
美しい姿を見せてくれた。
初冠雪の富士。
朝日に輝くエノコログサと朝露。