今日4月20日は、二十四節気の「穀雨」です。
穀雨は百穀を潤す雨という意味ですが、この頃に降る煙るような春の雨
が田畑を潤し穀物の成長を促します。
穀物だけでなく「雨は花の父母」と言われる様に草花たちにとっても、
親の愛情のように身にしみる雨なのでしょう。。
「立春」から始まり、「雨水」「啓蟄」「春分」「清明」と続いた春の
節気の最後が「穀雨」。
穀雨に相応しく当地は今朝も雨模様ですが・・
またこの時季に降る長雨は、菜の花の咲くころに降ることから菜種梅雨
(なたねづゆ)と呼ばれます。
今日の画像は、そんな穀雨の雨に濡れた庭先のチューリップの花びらに
付いた水滴の輝きをアップします。
チューリップの花びらの上で輝く水滴。
透明感のある水滴が宝石のようにキラキラ輝いて✨・・
爽やかな清々しさと瑞々しさを感じさせます。。
「穀雨」の終わりの頃には、♪夏も近づく八十八夜~と歌われている
様に季節はもう晩春、次の節気はもう「立夏」です。
行く春を惜しむとともに、時の流れの速さをつくづく感じてしまいます。。
花や植物にとってはこの時季に降る穀雨は、まさに甘露ですね♪。