庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

「秋思」~秋の夕暮れ

2019-10-21 09:38:55 | 日記・エッセイ・コラム

今日もスッキリしない曇り空、今年は秋らしい爽やかな秋晴れの日
がほとんど無いまま・・

このところ急に肌寒くなって一雨ごとに秋が深まって行きます。。

やはり天気がスッキリ晴れないと・・ 気分もスッキリしない。

秋は、しみじみともの思うのにふさわしい季節ですが・・

秋思(しゅうし)」とは、そんな人生の意味などを深く見つめ、
思うことをいう言葉です。 

「枕草子」に「秋は夕暮れ」とあるように、秋は夕暮れ時が最も風情が
あると言われています 

古来、「ものの哀れは秋こそまされ」と言われているように、秋は暮れ
ゆく夕陽や夕焼け雲などを眺めながら・・

人生の寂しさやはかなさを、しみじみと想うのにふさわしい季節。。

今年の秋は台風や豪雨災害等、天候不順続きで綺麗な夕陽を観る
機会になかなか恵まれません。 

どこかもの悲しさも感じさせる秋の夕陽と夕暮れの風景。

山の端を茜色に染めて沈みゆく秋の夕陽は・・

ものの哀れと寂寥感があり、しみじみとした風情を感じます。。

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柿の実を啄みに来たメジロ。

2019-10-20 09:48:35 | 日記・エッセイ・コラム

今日も朝からどんよりとした曇り空で、今秋はなかなか
スッキリとした秋晴れに恵まれない。 

庭先で色づいた柿の実を食べにメジロがやってきた。

これからの時季赤く熟した柿の実は、野鳥たちにとっては
ごちそうなので色々な野鳥が食べに来る。

ヒヨドリやムクドリだと、あまり可愛くないので(笑)写欲が
湧かないが・・

オリーブ色の可愛いメジロと柿色のコラボは、この時季なら
ではの光景なのでついついカメラを向けてしまいます。 

庭先の柿の実を食べに来たメジロのペア。

さっそくチョッと味見!

これは渋柿なんだけど・・

 

そろそろ甘くなったかなぁ~。

近くからガビガビとうるさく鳴きながら様子を窺うガビチョウ。

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蟋蟀在戸(キリギリスとにあり)

2019-10-19 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候、寒露の末候(10/19~10/23)は、
 蟋蟀在戸(キリギリスとにあり)です。

蟋蟀と言う字は、キリギリスとコオロギの両方の読み方がある
ように、昔はコオロギのことをキリギリスとも言ったそうです。

どちらも秋に鳴く代表的な虫たち、秋の野をにぎわせていた
キリギリスやコオロギ等が明かりや暖かさに惹かれて、人家
の戸口近くで鳴くようになると、秋の深まりを感じます。。  

寒くなって家の中に紛れ込んできたのか?キリギリスの仲間
のサトクダマキモドキ。

こちらもキリギリス科のクビキリギスの子供。

こちらはコオロギさん。

寒くなるにつれて庭先を訪れる虫たちも、だんだんと姿を
見かけなくなって・・・

もうじきお別れかと想うと・・

一抹の寂しさを感じる頃です。。 

庭先を訪れた秋の虫たちをアップします。

冬が来る前に・・

子づくり準備に忙しいオンブバッタのカップル。

 

メドウセージの花で吸蜜に忙しいホシホウジャク。

庭の枝先に止まるアキアカネ。

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寒さでなかなか酔えない酔芙蓉

2019-10-18 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

庭先で9月から毎日咲いて、花色変化を愉しませて
くれた酔芙蓉も、そろそろ終わりかけてきた。

通常は朝純白に開いた花が、夕方までに酔っ払って
赤く色づいて一日で終わってしまうのだが・・

このところ急に気温が下がって寒くなったので、一日
では酔っぱらえずに2日目でようやく、ほんのり薄紅
色に色づいてきて、とってもいい感じ♪。

左が今朝咲いてまだ純白の花、右側は昨日咲いて
2日目でようやくほろ酔いで色づいてきた酔芙蓉。 

ほろ酔い加減でとってもいい感じに色づいてますね♪

ちなみに私は、このくらいほんのり薄紅色に色付いた頃が、
純真な乙女の恥じらいを見るようで一番好きです。

酔芙蓉の花色変化が何故?おきるのかといえば、花の細胞内にある
アントシアニンという色素の量が、時間によって増えるためですが・・

変化する時間帯はその日の温度によって異なり、花開いてから気温が
25度以上になると順調に進みますが..

気温が低いとそれだけ赤くなるのが遅れてなかなか色付きません。

つまり、気温の高さはお酒のアルコール度数と同じ!?で高いほど
早く酔っ払って花色の変化も早く進むようです。(笑) 

お酒も、ほろ酔い加減で止められたら一番なんですがネ。。。(^_^;)

 

こちらは10月半ばの朝顔、葉っぱは虫食いで穴だらけ
になってますが・・まだ頑張って咲いてます。

 

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陽だまりの花壇に集まる蝶たち

2019-10-17 10:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

朝から雨模様のどんよりとした天気が続いて気温も20℃
以下で肌寒く、一気に秋が深まった感じがする。

秋が深まるにつれて、だんだんと咲いている花も少なくなり・・

これから花に集まる蝶や虫たちも、だんだん観られなくなって
しまうとのかと想うと、少し寂しい気ががします。。

先日の晴れ間散歩の途中で立ち寄った、近所の公園で
陽だまりの花壇の花に集まる蝶たちの姿をアップします。

ピンクの千日紅で吸蜜するウラナミシジミ。

ベニシジミ。

マリーゴールドとモンシロチョウ。

白いジニアとヒメアカタテハ。

キバナコスモスとモンキチョウ。

キバナコスモスとツマグロヒョウモン♂

最後はツバメシジミ。

 

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