庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

寒さでなかなか酔えない酔芙蓉

2019-10-18 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

庭先で9月から毎日咲いて、花色変化を愉しませて
くれた酔芙蓉も、そろそろ終わりかけてきた。

通常は朝純白に開いた花が、夕方までに酔っ払って
赤く色づいて一日で終わってしまうのだが・・

このところ急に気温が下がって寒くなったので、一日
では酔っぱらえずに2日目でようやく、ほんのり薄紅
色に色づいてきて、とってもいい感じ♪。

左が今朝咲いてまだ純白の花、右側は昨日咲いて
2日目でようやくほろ酔いで色づいてきた酔芙蓉。 

ほろ酔い加減でとってもいい感じに色づいてますね♪

ちなみに私は、このくらいほんのり薄紅色に色付いた頃が、
純真な乙女の恥じらいを見るようで一番好きです。

酔芙蓉の花色変化が何故?おきるのかといえば、花の細胞内にある
アントシアニンという色素の量が、時間によって増えるためですが・・

変化する時間帯はその日の温度によって異なり、花開いてから気温が
25度以上になると順調に進みますが..

気温が低いとそれだけ赤くなるのが遅れてなかなか色付きません。

つまり、気温の高さはお酒のアルコール度数と同じ!?で高いほど
早く酔っ払って花色の変化も早く進むようです。(笑) 

お酒も、ほろ酔い加減で止められたら一番なんですがネ。。。(^_^;)

 

こちらは10月半ばの朝顔、葉っぱは虫食いで穴だらけ
になってますが・・まだ頑張って咲いてます。

 

コメント
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