庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

ヤモリとガビチョウ

2024-09-20 10:28:53 | 日記・エッセイ・コラム

部屋のレースのカーテンの裏に黒いものが見えたので、オヤッ何だろう?
とよく見ると、小さなヤモリの子供?が張り付いていた。

ヤモリは見た目がちょっと気持ち悪い?ので、特に女性などからは嫌われる
場合が多いが、人に身近な存在で人家内外のゴキブリや蚊、クモなどの害虫
を捕食することから家を守るとさている。

漢字では「守宮」または「家守」と書かれ、よく似た名のイモリ(井守)と
ともに古くから親しまれている。

人間に対しては臆病で攻撃性が低く害を与えることもないため、有益な動物
で縁起物として大切にする風習もあるが、逆に民家に侵入する不快生物とし
て扱う人々もいます。

ヤモリと一緒に住むと、良いことがある!? 日本ではヤモリが家にいる間は、
その家には悪いことがおきないと言う話もある。

我が家でもヤモリとの共存生活は、この家に住み始めてからもう20数年続
いているが 、家を守ってくれる大切な「家守」と思っているので、決して殺
したりはしないのだが・・

時には雨戸を開け締めする際、戸袋に潜んでいたヤモリを知らずに雨戸の間
に挟んで殺めてしまう様な場合もあり、そんな場合は申し訳ない事をしたと
冥福を祈ってやっている。

レースのカーテンの裏に張り付くヤモリの子供。

そっと窓を開けて外へ逃がしてやった。

我が家の同居人??のヤモリ君でした。

垂直の壁もスパイダーマンの様に張り付いて移動するヤモリ。

ヤモリの寿命は10年以上といわれています。

意外と長生きなんですネ!。

 

ヤモリの嫌いな人もいるので、お口直しに庭先で色づき
始めた柿の実を啄みに来たガビチョウをアップします。

外来種のガビチョウ。

ガビチョウは、鳴声が大きく長時間鳴き続けて家のカミさん
のようにガビガビとうるさい!
のが玉にキズ(笑)(^_^;)。。

 

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秋の彼岸入り~野の花と実

2024-09-19 09:50:38 | 日記・エッセイ・コラム

まだ厳しい残暑が続いていて今一つ実感がわきませんが・・

今日9月19日から秋の彼岸入り、この日を含めた7日間が秋の
彼岸の期間となります。

お彼岸は、仏教国の中でも日本だけの独自の行事だそうです。

春の彼岸は、自然に対する感謝や豊作を祈る自然信仰、秋の
彼岸はご先祖様に感謝する先祖崇拝が結びついて、
お彼岸は
大切な行事となったと考えられています。

現在では仏教と関わりの深いお彼岸ですが、元々は太陽信仰
から始まった習わしであるとされています。

私たちの先祖は大地の恵みを育てる自然と、太陽の力に感謝
したのだと思われます。

自然は時として、地震や台風、自然災害等で私たちに試練を
与えることもありますが・・

やはり人は自然や太陽の恵みによって生かされ、生きてい
事を常に自覚して感謝する心が大切なんだと思う。

近年多発する自然災害や気候変動は、そうした自然に対する
感謝の心を忘れ、エゴのままに空気や大地や水を汚し、自然
破壊を繰り返す人々への自然からの警告ではないだろうか?。

今日の画像は、秋の野道で撮った花や木の実をアップします。

野原に咲くアレチヌスビトハギの花。

 

白花のゲンノショウコ。

 

色付くカラスウリの実。

 

スズメウリのうり坊。

 

アケビの実。

 

うぶ毛?だらけのガガイモの花。

 

最後は夜空に輝く昨夜の満月(ハーベストムーン)。

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中秋の名月と土星の競演

2024-09-18 10:05:38 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜は十五夜、中秋の名月でしたね!。

夜はスッキリと晴れて綺麗な中秋の名月、十五夜お月さんが顔を出して
くれました。

昨夜pm8:00頃の中秋の名月。

 

中秋の名月の右上には、寄り添うように土星が
接近して輝いてました。

名月と土星の競演です!。

 

部屋の網戸越しに月を観ると・・

中秋の名月の月光が偏光して十字に輝いて見えた。

まるで夜空に浮かぶ光の天使のよう・・・

ファンタステック!

9月の満月は今日になります。

綺麗な十五夜の月を愛でたら、次は約1か月後に巡ってくる「後の月」
と呼ばれる十三夜の月(2,024年は10月15日)、昔から十五夜に次い
で美しい月だといわれています。

十五夜または十三夜のどちらか一方のお月見しかしないことを「片見月」
と呼び縁起が悪いといわれていますので、見逃さないようにしましょう!。

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秋風と共に玄鳥去る

2024-09-17 09:43:58 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候、白露の末候(9/17~9/21)は、
玄鳥(つばめ)去る」。

春先にやってきたツバメたちが、子育てを終えて暖か
い南の国へと帰ってゆく頃です。

5月頃、巣作りの巣材を集めるツバメ。

 

7月、近所のスーパー入口の駐輪場の天井に造られた巣か
ら顔を出し、親鳥が運んで来る餌を待つツバメ4兄弟。

この子たちもみんな無事に巣立ったのかな?

 

8月、巣立って飛ぶ練習を始めた頃のツバメの幼鳥。

ほとんどの鳥達にとって、巣は子育てをするところで
住むところではありません。

ツバメも、雛が巣立ったあとは集団で河原などをねぐら
として暮らしています。

電線に止るツバメたち。

そしていつしかみんなで南の国へと渡っていきます。。

 落日の なかを燕の 帰るかな  ーー与謝野蕪村ーー

春にやってきたつばめが飛び去ってゆく様子に、侘びし
さを感じさせて秋の夕暮れを情感込めてシンプルに表し
た蕪村の句です。 

ツバメは、来春になれば巣をかけた同じ場所にまた
戻ってくると言われています。 

ふと気が付けば、夏の間飛び交っていたツバメたちの
姿をいつの間にか見かけなくなりました。

夏に子育てをしていたつばめたちを見なくなったら・・

だんだんと秋が深まってきた証拠、再び春に帰ってくる
までしばしの間お別れです。 

 

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可愛いけど怖い!ママコノシリヌグイ

2024-09-16 09:48:35 | 日記・エッセイ・コラム

今日は花散歩で見かけた初秋の林床や野に咲く、野の花の
写真をいくつかアップしておきます。

秋に咲く野の花は、春に咲く花のような華やかさは無いが、
しっとりとした味わい深い花が多いと思う。

野道にママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)が咲いていた。

花や蕾はピンク色で小っちゃくて可愛いのに・・

ママコノシリヌグイは茎や葉に逆さの棘があり、これで継母が
継子の尻を拭っていじめるのだという......

何とも残酷な発想から名付けられたというから恐ろしい!(>_<)。。

 

花の形がユニークな黄色いノアズキの花。

 

ひっそりと咲く薄紫の野菊。

 

群生して咲くツルボ。

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