ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

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ピアノレッスン

2016年05月28日 | 映画

ピアノ・レッスン
The Piano



監督 ジェーン・カンピオン
脚本 ジェーン・カンビオン
製作 ジェーン・チャップマン
製作総指揮 アラン・ドパルデュー

出演者 ホリー・ハンター
ハーヴェイ・カイテル
サム・ニール
アンナ・パキン
音楽 マイケル・ナイマン
撮影 スチュアート・ドライバーグ
編集 ヴェロニカ・ジネット
製作会社 ミラマックス
配給 アメリカ ミラマックス
フランス映画社

上映時間 121分
製作国 オーストラリア、ニュージーランド、フランス

言語 英語
イギリス英語
マオリ語
製作費 700万$
興行収入 4000万$

19世紀のニュージーランドを舞台に、ピアノの音色を言葉代わりにする女性と、
原住民マオリ族に同化した一人の男性との激しい愛を描いた恋愛映画。

主人公・エイダは娘フローラとピアノを伴い、
スコットランドから未開の地・ニュージーランドへ旅立った。
現地では彼女の結婚相手・スチュアートが迎えたが、
彼は重いピアノを自宅へ運ぶことを拒み、ピアノを浜辺に置き去りにした。


話すことができないエイダにとって、ピアノはかけがえのないものであり、
エイダは娘を連れて何度も浜辺にピアノを弾きに訪れた。

その姿とピアノに惹きつけられたベインズは
ピアノをスチュアートから自分の土地と交換して手に入れる。

そしてエイダに「黒鍵の数だけ自分にレッスンをしてくれたら、ピアノを返す」と約束する。
初めはベインズを嫌ったエイダだったが、レッスンを重ねるごとに気持ちが傾くエイダ。



マイケル・ナイマンの「The piano」を聴いたのがきっかけで観たこの映画は、
心を捉えて離さない映画となってしまった。
彼女たちがピアノといっしょに降りた浜辺で
置き去りにされたピアノを、波打ち際でエイダが弾く光景が実に美しい。
恍惚の表情で、ピアノをひたすら弾くエイダ、
母のピアノを聴きながら、楽しそうに浜辺で無邪気に踊る娘、




その姿を見つめるベインズ。
ベインズは、彼女のこの姿に恋をしてしまう。
ベインズは浜辺で日が暮れるまで、彼女の美しいピアノの音色を聴く。
声を持たないエイダのピアノの音色は彼女自身の声、そして彼女の心。
エイダの弾くピアノの音色にベインズは、彼女のどの心を見たのだろうか
彼女の肉体と心は、ベインズの無骨で純粋な愛によって解き放たれていく。
言葉を持たないエイダの愛は激しい

映画で流れるマイケル・ナイマンの音楽が胸に響く。
この映画の成功は、この音楽によるところが大きいのではと思う。
楽器はただ奏でるだけの道具ではない、己を自己表現する手段、心そのものなのだと。
だから奏でるメロディが、他の人の心を打つのだと思う。

ホリー・ハンターの見事な演技もさる事ながら、子役の女の子の演技が実にいい。

イギリスの作曲家、マイケル・ナイマンによるサウンドトラックは注目を集め、
全世界で300万枚以上売り上げました。
私も購入しました(笑
今でも良く聴いてます。
メインテーマとも言うべきピアノソロ曲『楽しみを希う心』は印象的で、
劇中では主役のホリー・ハンターが自身で演奏しています。


ハーヴェイ・カイテルは、ハンサムではないけど好きな俳優です。
癖のある顔が好きなのか、役柄にハマるのかwww
私的には「セクシー」なハーヴェイ・カイテルです。

ホリー・ハンターもいいですね。
好きな映画に「オールウェイズ」(1989年)というのがあるのですが、
ヒロインを演じたホリーハンターがとてもキュートでいっぺんに好きになりました。



コメント
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