日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

MLB開幕!

2007年04月02日 11時08分20秒 | 松井秀喜
早くもMLBが開幕した。ヤンキース対デビルレイズ戦は、日本時間明日早朝1:30~の放送です。松井秀喜外野手も岩村明憲内野手も6番で先発出場する。

【開幕を控えたヤンキースのトーリ監督が、松井秀と井川の2人に改めて期待を寄せた。
5年目を迎える松井秀については「キャンプでは他のレギュラー選手の誰よりも強い打球を打っていた。大きな年になるのでは」と話し、左手首骨折に泣いた昨季の雪辱を予想した。新戦力の井川についてはオープン戦で徐々に調子を上げた点を評価。「打者を欺く投球で、相手を恐れない。(現在の状態は)まだ彼本来の姿ではないような気がする」と分析し、シーズンでの本領発揮を期待した。】(ニューヨーク時事)
その期待の表れが、6番の打順となったようです。開幕に「うきうき」する高ぶりが、勝利の喜びに変わることを期待します。
「ヤンキース内紛か」なんて言われていますが、スタインブレナーⅢオーナーの娘婿が、先の飲酒運転に関して(いい歳して、いかがわしい同乗者でもいたかな?)、娘から離婚を請求されていて、オーナー職の引継ぎどころか、失職を言われているので、ニューヨーク派(娘婿、GM、監督)対タンパ派(オーナー、旧取り巻き)が勢力争いするかも・・・。なんて推測している。まあ、「破れ太鼓」復活でも、強いヤンキースが帰ってくるならいいでしょう。

HIDEKO-MATSUI

2007年03月08日 11時42分48秒 | 松井秀喜
                     

昨年のア・リーグ覇者タイガースが、ヤンキース松井秀喜外野手を徹底マークだ。本塁打を放った前日5日のタイガース軍戦では、そのホームランを見た敵将リーランド監督が「彼は過小評価されている」と警戒を強めたが、この日のインディアンス戦にもスカウトのタナー氏を派遣。徹底分析を行った。(やはり、リーグ優勝のためには、ヤンキースを倒さねばならない。今年は、一番警戒する選手として松井秀喜外野手を挙げているようです)

そして、この日、スコアボードには「HIDEKO-MATSUI」と点灯された。写真でも分かるように、キーボードで入力して、点灯するタイプです。日本人の名前に精通していないので、「O」と「I」は隣のキーですから、慣れない球場関係者が押し間違えただけですが・・・。なんと、女性の名前に変化したことは、知る由もないでしょう。そして、松井秀喜外野手は、苦笑いして「マルチヒット」で答えた。


GODGILLA火を吹く!

2007年03月06日 21時05分57秒 | 松井秀喜
ヤンキース対タイガースのオープン戦、ゴジラのバットが火を噴いた。これまで、3試合で2塁打、ヒット、本塁打の3本ですが、数字以上に好調のようです。(3割3分3厘)
初先発の井川慶が、相変わらずのぱっとしない形でマウンドを降りた後の二回裏。昨シーズンのア・リーグ新人王の「ジャスティン・バーランダー(速球派)」から、ライナーで右翼フェンスを越える豪快な一撃。「甘い球だったけど、しっかり打てたし、いいホームランだった」。自画自賛の今季初ホームランに顔がほころんだ。
低めの速球だったが、2塁手の上を越すというような低い当たりで、打った瞬間は、ホームランになるとは思わなかった。ただ、痛烈な当たりだったのでフェンス直撃かと思いましたが、球はぐんぐん伸びてフェンスの上を余裕を持って越えていったのには驚いた。当たりそのものが段々芯で捕らえた当たりになってきましたから、打席での期待は、「なにかやってくれそう」とうれしく迎えられます。

松井、不安を払拭!

2007年03月02日 20時02分51秒 | 松井秀喜
ヤンキースオープン戦の初戦は、松井秀喜外野手にとって、去年の悪夢の骨折からの不安を払拭するお膳だての試合でした。
2死1、3塁、ツインズ2番のプントの放った打球は、レフト線ぎりぎりに舞い上がった。抜ければ、一気に2点を失っていたところ。だが、松井は打球に向かって敢然とダッシュ。ライン際でスライディングすると砂煙が舞い上がった。誰もが息をのんだ一瞬の出来事・・・。
「取れるかどうか、微妙な感じだったんですけど、スライディングしないと危ないと思いました。グラブを動かしたら入っていました」
スライディングキャッチで左手首を骨折したという悪夢は、そう簡単にぬぐえるものではない。もし、あの時と同じような場面、同じような打球に遭遇したときに、松井はどう対応するのか? 一時、「スライディングキャッチは、もうしません」と語っていたんですが・・・。恐怖心から、飛び込むのを躊躇(ちゆうちよ)するのではないか?しかし、こんな周囲の懸念を、松井はオープン戦初日で一掃してみせた。
この勇気あるプレーを指揮官、トーリ監督も絶賛した。
「フライが上がったところで、スペースがないのは明らかだった。松井はスライディングすることで自分の体を守った。素晴らしいプレーだった。彼はまさに恐れを知らない。これから先、何をするにしても、彼が躊躇することはないだろう」
骨折箇所にプレートが入っているほどの骨折をしたにも関わらず、そのことを何も感じさせないプレーは、監督の一抹の不安を払拭するものであったようです。

がんばれ!松井秀喜!

2007年02月27日 20時54分19秒 | 松井秀喜
【ヤンキースのジョー・トーリ監督が26日、今季から外野手4人制を敷くことを明らかにした。松井秀喜ボビー・アブレイユジョニー・デーモンに、昨季、松井の不在中に活躍したミルキー・カブレラを加え、4人で3つのポジションを回していくという。常に1人は休養に充てることができ、より良い状態を維持できるとの思惑だ。
昨年、松井の長期離脱の穴を埋めたカブレラ。打率.280、50打点、7本塁打と、打撃成績は平凡だが、守備では、昨年6月のレッドソックス戦で、ラミレスの放ったフェンスオーバーの当たりをジャンピングキャッチ。トーリ監督は「松井では追いつけなかっただろう」と絶賛した。
カブレラには単なるバックアップではなく、レギュラーとしてのメンタリティーを持ってほしい。疲れがたまる前に誰かを休ませることで、誰もがいい状態を維持できる」(トーリ監督)
カブレラは必要に応じて、外野の全ポジションに就く。これにより、1人は常に休養日を与えられる。当然、松井の出場機会は減る。
AP通信のマーク・ディトラー記者は、「現時点で松井とカブレラのどちらがベターかと聞かれれば、答えは松井だろう。でも、それはあくまでも“現時点”での話。カブレラは22歳と若く、まだまだ発展途上にある」と分析する。】

野球選手にとって、先発レギュラーを約束された選手は、極稀です。ヤンキースにおいても、松井入団時には4番であった「バーニー・ウイリアムス」でも、だんだんと出番が減り、7年契約(総額119億円)が終わった06年オフには、1億5000万円となり、来年度の契約は、マイナーを提示されたくらいです(トーリ監督お気に入りですが、恐らく退団)。強打者「ゲーリー・シェフィールド」だって、途中獲得の「ボビー・アブレイユ」に取って代わられた。
現時点で先発レギュラーは、遊撃手「デレク・ジーター」、三塁手「アレックス・ロドリゲス」、二塁手「ロビンソン・カノ」、捕手「ホルヘ・ポサダ」くらいのものでしょう。一塁手「ジェイソン・ジアンビ」は、故障勝ちでDHでの起用が多いでしょうし、松井入団時には3割をもクリアーした「ミゲール・カイロ」内野手も故障者待ちの便利屋です。「バッバ・クロスビー」外野手もめっきり出番が減ったし、投手だって、何時見限られるか、「井川慶」投手だってがんばらないと・・・。

幸い、好調を伝えられる我らが松井秀喜外野手ですから、圧倒的な打力で、遜色ない守備で、休養を言われることのないよう、がんばってくれるでしょう。あなたの背には、想像すらできない多くの多くのファンがついています。一打席一打席に悲鳴にも似た応援を送っています。米メディアが予想すらできなかった背番号くらいのホームラン(巨人入団時の期待ホームラン数)・・・ホームラン55本、打率3割3分、打点130・・・・期待します!あなたの夢は、わたしの夢です!私達の夢です!

GODGILLA camp in!

2007年02月21日 19時54分29秒 | 松井秀喜
帰ってきたゴジラが新しい一歩を踏み出した。ジェイソン・ジオンビ、A・ロッドらとともに行ったフリー打撃では、29スイング中、4本がフェンスオーバー。初日としては上々の滑り出しだ。
「いい打球もあったし、そうでない打球もありましたけど、今日は初めてだったんで、これから徐々によくなっていけばいいなと思っています。今はどういう打球がいったとかは気にしていないので、しっかり強く振ることを意識して打ちました。まあまあ良かったんじゃないですか」
そんな松井秀喜外野手にキャッシュマンGM、トーリ監督が、くしくも同じ単語を投げ掛けた。同監督が「彼は今まで私の周りにいた誰よりもconsistentな選手だよ」と言った。同GMも「例年同様consistentな成績を挙げられる打者であって欲しい。彼はgood consistentいや、great consistentな選手だから」と、3度も同じ単語を口にした。
ただ例年より高いレベルで安定した数字を残すとすれば、課題は春先のスランプ克服だ(花粉症克服だ~!)。05年には5月31日のロイヤルズ戦で4号本塁打を打つまで202打席本塁打なし。06年も4月8日の3号以降、約1カ月間本塁打が出なかった。開幕は、絶好調で開幕して、不調が・・・。開幕は、好調でない方がいいようにも思えますが、やはり、花粉症の影響でしょうか?
しかし、松井秀喜外野手の自信は、その言動にも現れていますが、米メディアの予想する「3割、25本、100打点」は、今までにクリアーしていますから、今年こそ大幅に、予想を覆すことでしょう。
kunio_nikkiの、江戸の寺子屋の、教科書。「孔子(紀元前551~同479)」の「論語」を思い起こさせた、松井秀喜著「不動心」(新潮新書)の「コントロールできない過去よりも、変えていける未来にかけます」を紹介します。
なんと未来に自信を持っていることでしょう!松井秀喜ファンの夢は大きいですが、その夢をもっともっと膨らませて下さい!

松井秀喜、決意のシーズンへ!

2007年02月16日 20時37分28秒 | 松井秀喜
松井秀喜外野手は、20日からのキャンプに備えてニューヨーク入りした。空港での会見は、「仕上がりは順調」を口にしたから、過去4年の経験を踏まえても、2007年に対しての手ごたえがあるように思います。「プライベートジェット」で、タンパに移動した後、早くも3月1日からは、オープン戦が始まる。3月1日(対ツインズ)~3月31日(対タイガース)までの31日で30試合が組まれている(3月21日だけ試合はない)。松井外野手は20~23試合で70打席くらいの出場となるでしょう。3月12日には、レッドソックス対ヤンキース(フォートマイアース球場)が組まれているが、注目の対決はないでしょう。レギュラーシーズンで18試合も組まれているので、いずれもが地区優勝を左右する大事な試合で興奮させられること間違いなしです。
松井外野手の大敵は、今年も「花粉症」です。なんとか「花のシーズン」を無事に乗り切って欲しいと願います。そして、松井外野手念願のリングを手にして欲しいと思います。がんばれ~!
決意の5年目のシーズンですから、過去のデーターが、なんの意味もないのは分かっていますが、それでも並べてみましょう。
2003年
 オープン戦  68打数  22安打  3本塁打  10打点 打率.324
 シーズン   623打数 179安打 16本塁打 106打点 打率.289
2004年
 オープン戦  42打数  14安打  4本塁打  18打点 打率.333
 シーズン  584打数 174安打 31本塁打 108打点 打率.298
2005年  
 オープン戦  63打数  20安打  本塁打  16打点 打率.317
 シーズン  629打数 192安打 23本塁打 116打点 打率.305
2006年
 オープン戦  60打数  16安打  3本塁打   7打点 打率.267
 シーズン  172打数  52安打  8本塁打  29打点 打率.302
  
(青字 オープン戦キャリアハイ。赤字 シーズン キャリアハイ)
  


松井秀喜、順調です!

2007年02月13日 17時05分25秒 | 松井秀喜
松井秀喜外野手が兄の結婚式に出席し、自身の結婚については、今年中はないと話した。
また、都内での自主トレに関しては、手応えを感じていること、そして、「いつでも野球が出来る状態。非常にいい準備ができていると思う」と体づくりが進んでいることを強調。年明けから屋外、屋内で行ってきた自主トレの成果に手応えを感じ、20日のキャンプインが待ち遠しい様子をうかがわせた。14日まで都内で自主トレを続け、15日にメジャー5年目に向けてニューヨークへ出発する。ニューヨークでの準備が整いしだい、タンパへは「※プライベートジェット」で移動する。
※プライベートジェット 5人から8人乗りの貸切ジェット機。時間当たり80万円~120万円。松坂大輔投手は、西海岸からの移動で7時間もかかる、およそ700万円くらい。松井秀喜外野手は、300万円くらい掛かる。

許さん!コンピューター予想

2007年02月07日 19時42分00秒 | 松井秀喜
MLBにおける成績予想もコンピューターに頼るようになって味気ないものに成り下がった。

【最近は、セイバーメトリクス(数理統計的野球解析学)の発達にともなって、客観的データに基づくコンピュータ・モデルで選手の活躍を予想することが当たり前となった。予想モデルの中でも「良く当たる」と評判が高いのが、野球シンクタンク「ベースボール・プロスペクタス」が開発した「PECOTA(Player Empirical Comparison and Optimization Test Algorithm)」である。
打者だけ引用すると
      打率 本塁打 VORP*
井口資仁  .288  14  22.6 (101)
城島健司  .299  13  20.7 (124)
岩村明憲  .275  17  19.6 (138)
松井秀喜  .288  15  19.3 (144)
イチロー  .312   6   13.1 (253)
松井稼頭央 .274  5   2.3 (556)
田口壮   .266  2  1.9 (574)
( 括弧内はメジャー野手921人中の順位)】
【  】内記事は 李啓充=文|text by Kaechoong Lee photograph by AFLO FOTO AGENCYを引用。
松井秀喜外野手の成績予想は異常に低いように思います。過去4年の成績は、
         打率 本塁打 
03 ヤンキース .287   16 (打率ア・リーグ34位)
04 ヤンキース .298  31  (同19位)
05 ヤンキース .305  23  (同8位)
06 ヤンキース 骨折により9月復帰後は4割に近い打率だった。本塁打8本(51試合)
ちなみに、スポーツ・イラストレイテッド(ウエブ版)は、来期予想として、打率3割、本塁打25本、打点105~110を上げている。これでも控えめな予想と思っているのに、コンピューターは狂っていると申し上げておきましょう。kunio_nikkiの予想は、打率3割、本塁打35本、打点120です。だって、過去4年の成績を下回るなんて考えられませんから!

松井秀喜復活を確実視!

2007年01月23日 16時57分47秒 | 松井秀喜
【米スポーツ専門誌『スポーツ・イラストレイテッド』のウェブサイトは22日、サイト上で行われる野球ゲーム「ファンタジー・ベースボール」向けの「復活間近の10人」を紹介し、松井もその中の一人に選ばれた。選手の公認ランク付けまで行う同サイトが復活確実の10人に選んだことはうれしいことです。
同サイトは、左手首の骨折でシーズンの大半を棒に振るが、9月に復帰してからは上々の働きをしたと昨季の松井を評価。現段階では、今年の松井が打率3割、25本塁打、105~110打点をマークするだろうと予想した。昨年は5月11日のボストン・レッドソックス戦で左手首を骨折し、51試合の出場で8本塁打、29打点と屈辱の1年を味わった松井。それでも9月に復帰してからは、4割近い打率を残し復活を予感させた。今年でメジャー5年目を迎える松井が完全復活を果たせば、ヤンキースの7年ぶりのワールドシリーズ制覇もグッと近づく。】

松井秀喜外野手は、2番目に挙げられているが、その10人とは・・・。
 Derrek Lee (Cubs) 2005年にナ・リーグの首位打者を獲得するも、昨年は右手首の骨折でわずか50試合の出場に終わったデレック・リー一塁手。
 Hideki Matsui (Yankees)
 Gary Sheffield (Tigers) 昨季まで松井の同僚で左手首の故障のため39試合の出場にとどまったゲイリー・シェフィールド外野手
 Morgan Ensberg (Astros)
 Jonny Gomes (Devil Rays)
 Rickie Weeks (Brewers)
 Coco Gagne (Red Sox)
 Eric Gagne (Rangers)2003年にはサイヤング賞を獲得するが、ここ2年は度重なる故障のため満足な成績を残すことができず、オフにロサンゼルス・ドジャースからテキサス・レンジャーズに移籍したエリック・ガーニエ投手。
 Ben Sheets (Brewers)
10 A.J.Burnett (Blue Jays)