クラムボン日誌

帯広市にあるフリースクール「自由学舎クラムボン」の日々

羊毛で羊作り

2015年08月06日 18時34分33秒 | 日記
昨日とは打って変わって朝から雨模様。
今度は蒸し暑いね・・・なんて話していましたが
お昼頃には雨も止んで涼しい一日となりました。
ありがたい限りです。

おびひろゼミナール夏休みプログラム6日目です。
今日も午前中はお勉強。
夏休みプログラム中は毎回昼食を作っているのですが、
今日はリベンジのいももちを作りました。
クラムボンでいももちを作るのは今回で3回目。
1回目は前スタッフ内田さんとやまぐちが作って片栗粉が多くて「固いねぇ・・・」という感想。
2回目は居場所クラムボンでみんなと作ったとき。
その時は片栗粉が少なくて感想が「芋ですね!」でした。
そして本日3回目。
遊びに来てくれた卒業生Jちゃんと2人で四苦八苦しながら作りました。
餅っぽいぞ!と言いながら出来上がったいももち。
みんなに食べてもらった感想は「芋と餅の中間かな・・・?」とのこと。
少しずつ成長を遂げているいももち作り。
次作れば真のいももちが出来上がる予感です。

今日の午後は池田町まで足を延ばしてスピナーズファームタナカさんで羊毛体験を行いました。
昨日の最高気温37℃だった池田町。
昨日じゃなくて本当に良かった・・・と思えるほど涼しかったです。
到着してすぐに羊毛体験が始まります。
本日は羊の人形作り。
まずはモールを使って骨組み作りから始めます。
簡単そうに見えて意外と難しいこの作業。
モールは簡単に曲がりますが、左右対称にするのがすごく難しいのです。
そんな中上手に作るのがNくんとスタッフ清野さんの男性陣。

綺麗に4本の足を使って立っています。
それを見たRちゃんが「足怪我してないね!すごいね!」と感動していました。
確かに女性陣の骨組みはみんな怪我しているかのようにどこかの足が浮いていました(笑)。
「性格が出るんだね~」と女性陣必死に直していました。
その後は羊毛を巻いて羊の形にしていきます。
ただぐるぐる巻くだけではなく羊毛の束を3つ使いながらバランスよく羊毛を巻いていきます。
そして針をチクチクしながら整えます。

最後に出来上がった2匹をかごに入れて

完成です!!

足が短すぎて毛から足が見えない!と四苦八苦していた数人も
チクチクしているうちにしっかり足が見えてきて無事に出来上がりました♪
種類の違う2匹の羊。
袋に入れてかわいくリボンをして全員満足のいく作品となりました。
その後は外に出て羊たちに草やり。
すごい食欲の羊たち。
みんなが手に持った草はあっという間に食べられていきます。

この写真だけでいろんな種類の羊がいることがわかりますね。

本日は講師の方に羊毛体験だけでなく羊の生態についても色々教えていただきました。
羊は群れて生きる動物で、1匹で飼うとストレスで病気になるのだそうです。
だから「群」という感じに羊という字が入っています。なるほど。
その他にも羊という漢字はプラスの意味でしか使われていないとのこと。
また羊は毛で服が作れて、肉が食べれて、家の屋根などに皮を使うことができます。
衣食住すべてをまかなう動物ということで世界で2番目に家畜として飼われた動物だそうです。
さらに今では羊の品種は2,000種類ほどで、気候に合わせて色々な種類ができたようです。
ちなみに白い羊ができたのはまだ最近でそれは色を染めやすくするため。
伝統を重んじるイギリスでは黒い羊がメジャーとのお話でした。
今日一日で羊のお話を本当にたくさん聞いてきました。
動物園などではよく目にする羊ですが知らないこともたくさんでとても面白いお話でした。
楽しい羊毛体験と今まで知らなかった羊の秘密をたくさん聞くことができました♪
スピナーズファームタナカさん本当にありがとうございました!

おびひろゼミナールの夏休みプログラムも2週目が終了しました。
来週2日で夏休みプログラムも終了です。
残り2日も体験だったり見学だったりが続きます。
楽しんでいきましょう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする