レンコンの様な食感と、ゴボウの様な風味が特徴です。
生のままでもクセがなくシャキシャキとした食感が楽しめる他、加熱方法によって食感が変わり、美味しく食べられます。
~栄養~
「天然のインシュリン」といわれる「イヌリン」が15%ほど含まるとされています。
イヌリンに期待される効果は、
・整腸作用
・デトックス作用
・美肌
・アンチエイジング作用
・糖質の吸収を抑制
・中性脂肪の蓄積を抑制
・インシュリンの分泌を促進
~下処理~
菊芋の下処理は、泥をよくこすり落とすだけでOK。皮は薄いので剥く必要はありません。アク抜きも不要です。
~食べ方~
<炒め物>
きんぴらなど和風の炒め物、オリーブオイルやにんにくで作る洋風の炒め物、クミンやガラムマサラなどのスパイスと組み合わせるエスニックな炒め物、どれもよく合います。
あまり薄く小さく切るとすぐに火が通ってシャキシャキ感がなくなってしまうので、ごぼうやにんじんより太めに切ることをおすすめします。
『菊芋とブロッコリの海鮮炒め』
<サラダ・和え物>
スライスしてハリハリとした食感を楽しむのも、千切りにしてやわらかな口当たりを楽しむのもそれぞれの美味しさがあります。小さめのサイコロ型に切ってトッピングのように使うのもよいでしょう。
オリーブオイルやごま油、えごま油などさまざまな油と相性がよく、生のにんにくを加えてナムルにするのもよく合います。ごま、海苔、キムチ、梅酢などさまざまな素材や調味料を試してみてください。
<洋風>
菊芋は、マッシュポテト、ロースト、フライ、スープ、グラタンなどさまざまな洋食メニューにすることができます。
<漬物あれこれ>
甘酢漬けや味噌漬け、梅酢漬け、キムチの中に漬けるなどさまざまな漬け方があります。食感が楽しめるよう、厚めにスライスして漬けるとよいです。常温で酸性の液に長く漬けるとイヌリンが分解してしまうので、酢漬けにする場合は冷蔵庫に入れましょう。
『梅酢漬け』
~保存方法~
土を付けたまま、乾燥しないように保存袋に入れ、冷蔵庫で保存してください。