実家から伊予柑と八朔が届いた。
毎年弟が送ってくれる。
高齢の母が作れなくなった畑を今は弟が仕事の合間の月一園芸で作っている。
遠いのに大変でしょう~と言うと趣味の園芸程度だよと笑う。
そうは言っても片道車で2時間はかかる。趣味にしてはちと遠い。
今年で6年目、素人が作ったにしてはとても上手だと思う。
母に会う旅、弟のみかんはすごく美味しいよ、と言うと、
私のこれまでの土作りがいいからだと言い返す。
でも本当は自分が大事に育てたみかんの木を弟が引き継いでくれている事を嬉しいんだと思う。
ふと思い出した。段々のみかん畑の端には日本水仙が咲いていた。
毎年お正月前には咲き始め、正月飾り用に採りに行かされていたのを。
今も咲いているのかしら・・・
故郷の香りと風景が詰め込まれた段ボール。
箱を開けながら、みかん畑と瀬戸内海の海を想う。
歳のせいか・・・・去年よりも今年と感動が大きくなる。
きっと今年よりも来年・・・・・
ありがとうね。
荷物の中に母の近況が綴られたプリントが入っていた。
施設でお世話になっている母の元気そうな顔にホッとする。
春になったら会いに行くからね、待っていてね。
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