沢田研二主演の音楽劇『大悪名』を池袋の東京芸術劇場でみました。
何年くらいかなあ、ジュリーがあまりテレビに出なくなっても、
毎年のコンサートと毎年かどうかはわからないけど音楽劇はずっと継続されてました。
演出が久世さんのころからだからかなり前からです。(今はマキノノゾミさん)
今年芸能生活50周年を迎えて、今年で音楽劇は最後になるということで
この公演を楽しもう、心に焼きつけておこうというジュリーファンでほぼ満席。
前回河内音頭が印象的な『悪名』の続編。
出家した朝吉親分ということで、ヘアースタイルが話題になってました。
でもどんなヘアースタイルでもかっこよかったです
。
芝居は一言で言えば偉大なるアイドル芝居でした。
まずはジュリー
ありき。
ジュリーがちょっとコミカルな動作をすると客席がどっと沸くという。。。まあそれもまた
いろいろな芝居の形だし、この年齢でのこの立ち位置はすごいと思った。
上演時間も3時間くらいあって、けっこう長いのではと思ってたけど
飽きることなく観れました。とくに後半はあっという間でした。
それにしても、ジュリーは歌がうまい!!
今回はこれまでのキャスト総出演ということで、なつかしい元自由劇場の冨岡さん(バンスキングのガチャンコラリー風)、片岡さん(バットマンのジョーカー風)、元東京壱組の山口智恵ちゃん(子供)もでてました。あと元リリパットアーミーの蟷螂さんとか森下さんとか。
それから、歌声がすばらしい土井裕子さん。
女形の加納さん。
ナンノちゃんいしのようこさんもかわいかった。
が印象的。
音楽がアコーディオンのcobaさん、振付が南流石さんでした。
cobaさんはジュリーの芝居で見た後に、
フィギュアスケートの高橋大輔さんの音楽もやられたんでしたね。
南さんの振付は、動きは少なくわかりやすい、
例えば専門にダンスをやってなくともかっこよく見えてしまうという。。。
最近GIGAの振付もどんどん複雑で、速い動きになってるけど
そうじゃなくとも充分に見ごたえがあるというお手本のような振付でした。
あっGIGAの振付、それはそれでいいんだけど。
そういえば、沢竜(沢竜二さん)の芝居を観に行ったとき、殺陣のシーンで
沢竜さんほとんど動いてないのにちゃんと殺陣のシーンとして成立してたという。。。そんな感じです。
千秋楽まであと一週間。
出演者、スタッフ、体に気をつけて走り抜けてもらいたいもんです。
写真。東京芸術劇場。空港みたい。
東武のカフェ コムサでお茶。