富士吉田市の経緯は、昭和26年3月20日富士上吉田町、下吉田町、明見町が合併し県内2番目のとなる富士吉田市が発足します。その後、昭和35年1月1日に西桂町の一部(上暮地地区)を合併し、現在に至っています。
富士吉田市は、山梨県の南東部、富士山の北麓に位置し、東京都心から約100km 圏にあります。面積は121.74平方キロメートル、人口は令和3年4月1日現在で4.7万人強、世帯数2.0万世帯強となっています。また、隣接する自治体は、北は都留市・西桂町、東は忍野村・山中湖村、西は富士河口湖町・鳴沢村、南は静岡県小山町です。
富士吉田市は、富士山を中心とした豊かな自然を背景に、独自の歴史・伝統・文化を培い、富士北麓地域の政治・経済・文化の中心都市として発展して来ました。
山梨県の南東部、日本一の標高3,776メートルと美しさを誇る富士山の北麓に位置し、海抜750メートルの市街地を形成する高原都市です。
古くから、富士山信仰の町として栄え、御師文化の面影が今も残されています。また、明治以降、織物が近代産業として脚光を浴びて以来、政治・経済・文化の面で富士北麓の中核都市としての役割を果たしてきました。
市章は、富士吉田を図案化したもので、中央の富士型が「富士吉田」の富士をあらわし、吉の字で円をつくり、梨地が田をあらわしています。(昭和26年5月4日制定)
市の花は「フジザクラ」、市の木は「シラカバ」、市の鳥は「アカゲラ」です。(以上は、富士吉田市HPより)
前置きはここまでとします。
マンホール蓋の整理に入る前に、簡単に公共下水道の処理方式について見てみます。
富士吉田市の公共下水道は、雨水と汚水を別々の管で流す分流方式を採用しているようです。汚水処理は、山梨県の富士北麓流域下水道に接続し、富士吉田市にある富士北麓浄化センターで最終処理され相模川水系桂川に放流されます。また、一部地区は山梨県の桂川流域下水道に接続し、大月市にある桂川浄化センターで最終処理され相模川水系桂川に放流されます。
それでは、マンホール蓋の整理です。
富士吉田市には、2種類のデザインマンホール蓋があります。
その一つは、富士山を背景に、市の花「フジザクラ」とその枝にとまる2羽の市の鳥「アカゲラ」がデザインされています。また、左下に「〇お」(汚水蓋)、右下の四時半方向に市章が描かれています。
こちらは、親子蓋です。
こちらは、小型蓋です。
こちらは、富士北麓浄化センターにある展示カラー蓋(カラー設置蓋は無いようです)です。
下部に、主要道路用と説明書きがあります。
もう一つは、富士山や樹木、太陽を漫画チックにデザインしています。また、右下の四時方向に「〇お」(汚水蓋)、その下の五時方向に市章が描かれています。
こちらの蓋は、富士吉田市立富士吉田東小学校近くの「オギノ富士吉田店」周りの道路に数枚設置されています。
こちらは、富士北麓浄化センターにある展示カラー蓋(ノンカラー設置蓋は無いようです)です。
下部に、歩道・公園・学校用と説明書きがあります。
以降は、規格模様の蓋です。
こちらは、亀甲模様の汚水蓋です。
こちらは、枠に模様のある蓋です。
次は、毘沙門亀甲模様の汚水蓋です。
こちらは、枠に模様のある蓋です。
こちらは、スリップ防止模様の汚水蓋です。
いずれも、中央の市章の下方に「お」の文字が有ります。
以降は、小型マンホール蓋です。
最初は、デザイン汚水枡の蓋です。
富士山を背景に、笑顔の二人の子供、その手前には市の花「フジザクラ」が描かれています。
中央下の書かれた「ふじよしだ」の文字が、左蓋は直線的に、右蓋はカーブを描くように書かれています。
こちらは、蓋の形状が少し違います。
こちらは、プラスティック製の蓋です。
なお、「ふじよしだ」の文字は前記同様、直線タイプとカーブを描く大夫です。
こちらは、亀甲模様の汚水枡の蓋です。
こちらは、毘沙門亀甲模様の汚水枡の蓋です。
こちらは、あみだ模様の汚水枡の蓋です。
こちらは、国道139号線月江寺駅入口信号の先で撮った雨水の側溝蓋ではないかと思います。
中央のデザインは、富士山と金鳥居が描かれ、鳥居の下には「おもてなし市 富士吉田」とかかれています。
富士吉田市のHPで右のロゴマークを見ましたので、市の何かのロゴとして決められているのかも知れません。
こちらは、汚水枡の蓋ではないかと思われます。
上暮地郵便局の裏辺りで撮りました。
以降では、上水道関係他の蓋を整理します。
最初は、消防関係の消火栓の蓋です。
こちらの蓋は、前出の蓋よりも一回り小さく、周囲がスリップ防止タイプになっています。
右蓋は、富士吉田市を表すマークや文字が有りませんが、設置数は少なくないようです。
こちらは角蓋です。
こちらは、防火貯水槽の蓋です。
こちらは、制水弁の蓋です。
こちらの蓋は、背景に富士山、前面に市の花「フジザクラ」と市の木「シラカバ」、そしてシラカバの木にとまる市の鳥「アカゲラ」が描かれています。
こちらは、他の自治体でもよく見るタイプの蓋です。
右蓋は、富士吉田市を表すマークや文字が有りませんが、設置数は少なくないようです。
こちらは、空気弁の蓋です。
こちらは、減圧弁の蓋です。
以上で、富士吉田市のマンホール蓋の整理は終了です。