山梨市の経緯は、平成17年3月22日山梨市、牧丘町、三富村の1市1町1村が合併し新しい山梨市が誕生、現在に至っています。
山梨市は、甲府盆地の東部に位置し、都心から約100キロメートル圏にあります。面積は289.80平方キロメートル、人口は令和3年4月1日現在で3.4万人強、世帯数1.4万世帯強となっています。
西部から南部にかけては甲府市及び笛吹市、東部は甲州市、北部は埼玉県秩父市及び長野県川上村にそれぞれ接しています。
地形的には、笛吹川沿い南北につながり、北部は山岳・丘陵地帯、南部は笛吹川左岸に平坦地、右岸は平坦地から丘陵地帯が広がっています。
面積の8割を森林が占め、笛吹川とその支流の琴川、鼓川、日川、重川などがもたらす肥沃な土地の恩恵を受け、なだらかな斜面や平坦地に広がる桃・ぶどうの果樹園は、美しい景観をおりなすとともに、県内有数の生産量を誇っています。
市章は、「山梨市」の「山」をモチーフにしています。3つの山は、山岳地域の豊かな自然、農園地帯のやすらぎ、市街地域の活力を象徴しており、さまざまな地域の個性と活力を生かしながら、未来へ飛翔する様を表しています。(平成17年10月1日制定)
町の花は「ツツジ」、町の木は「マツ」、町の鳥は「チドリ」です。(以上は、山梨市HPより)
前置きはここまでとします。
マンホール蓋の整理に入る前に、簡単に公共下水道の処理方式について見てみます。
山梨市の公共下水道は、雨水と汚水を別々の管で流す分流方式を採用しているようです。汚水処理は、山梨地区と牧丘地区の2地区は山梨県の峡東流域下水道に接続し、笛吹市にある峡東浄化センターで最終処理され笛吹川に放流されますが、三富地区は公共下水道が設備されていないようです。
それでは、マンホール蓋の整理です。
最初はデザインマンホール蓋です。
中央に市の木「マツ」と市の鳥「チドリ」、その周囲に市の花「ツツジ」をデザインしています。
こちらは、市庁舎西館1階下水道課に展示されていたカラー蓋(設置したカラー蓋は無いようです)です。
こちらの蓋は、合併前の旧山梨市のデザイン蓋のデザインを踏襲しているように思われますが、蓋からでは合併前に設置された蓋か合併後に設置された蓋か識別出来ません。
こちらは設置されているノンカラー蓋です。
こちらは枠に模様がある蓋です。
こちらの蓋には、下部の「おすい」の文字の右に「K」の文字があります。
こちらの蓋にま、下部の「おすい」の文字の右に丸の付いた「K」の文字があります。
この「K」付きは耐荷重量の識別で「軽量」を表す「K」なのかも知れません。
こちらは、親子蓋です。
こちらは、小型蓋です。
こちらの蓋には、下部の「おすい」の文字の右に「K」の文字があります。
以降は、規格模様の蓋です。
こちらは、スリップ防止模様の汚水蓋です。
こちらは、良く見られる規格模様の小型汚水枡の蓋と思われます。
こちらは、JR中央線・山梨駅近くの歩道で見つけた蓋です。
山梨市の公共下水道関係なのか?またどのような用途なのか?確認できていません。
以降では、上水道関係他の蓋を整理します。
最初は、消防関係の消火栓の蓋です。
こちらは、制水弁の蓋です。
こちらは、流量計の蓋です。
こちらの蓋は、蓋の地模様や開閉部分の形状から共同電線構(CCBOX)の蓋ではないかと思われます。
こちらは、笛吹川フルーツ公園(運営者は山梨県)内に設置されている園内限定のデザインマンホール蓋です。笛吹川フルーツ公園は山梨市にあり、汚水は山梨市の公共下水道に接続し処理されているようなので、こちらで整理する事にします。
蓋面を三分割し、園内に植えられている果樹の中から「モモ」、「サクランボ」、「ブドウ」がデザインされています。
こちらは雨水蓋です。
こちらは汚水蓋です。
以上で、その1.山梨市のマンホール蓋の整理を終了します。