丹波山村の経緯は、明治22年7月1日に町村制施行により丹波山村が単独で自治体を形成し、今日に至っています。
丹波山村は、山梨県の東北部に位置し、東は東京都奥多摩町、西は甲州市、南は小管村、北は埼玉県秩父市に接しています。面積は101.30平方キロメートルです。令和3年2月1日現在で、人口は545人、世帯数は299世帯となっています。
村には、多摩川の源流・丹波川が東西に流れ、東京都民の大切な水ガメ奥多摩湖に注いでいます。また、雲取山、飛竜山、大菩薩嶺などの険しい山々に囲まれ、 全体の97パーセントは山林、そのうち約70パーセントは東京都の水源涵養林として守られ、深い緑と清らかな渓流が四季折々美しい風景を楽しませてくれます。
村章は、雄大な山々と清流に抱かれた、大自然豊かな丹波山村。そんな「たばやま」の「た」の文字をモチーフにし定められました。(昭和43年1月1日制定)
村の花は「ミツバツジ」、村の木は「ブナ」、村の鳥は「コマドリ」です。(以上は、丹波山村HPより)
前置きはここまでとします。
マンホール蓋の整理に入る前に、簡単に公共下水道の処理方式について見てみます。
丹波山村の公共下水道は二つの処理区があり、丹波山処理区は単独特定環境保全公共下水道が設備され村内にある丹波山浄化センターで最終処理し丹波川(多摩川)に放流されます。一方、鴨沢処理区は奥多摩町の幹線に接続し、奥多摩町にある小河内浄化センターで最終処理され丹波川(多摩川)に放流されます。
それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、デザインマンホール蓋です。
中央に市章、その周りを三つの円で村の花は「ミツバツジ」、村の木は「ブナ」、村の鳥は「コマドリ」をデザインしています。
ただ、村の花は「ミツバツジ」ですが蓋には「イワツツジ」と書かれています。デザインからは高山に咲く「イワツツジ」ではないようですが、「ミツバツジ」と「イワツツジ」は同意語でしょうか。
こちらは親子蓋です。
こちらは小型蓋です。
以降は、規格模様のマンホール蓋です。
こちらは、亀甲模様の蓋です。
こちらは親子蓋です。
こちらは小型蓋です。
こちらはスリップ防止模様の親子蓋です。
以降では、上水道関係他の蓋を整理します。
丹波山村は、二つの簡易水道事業(丹波簡易水道、東部簡易水道)により給水しているようです。丹波簡易水道の給水区域は奥秋、丹波、高尾、押垣外地区、東部簡易水道の給水区域は保之瀬下地区、小袖、鴨沢、所畑地区の一部のようです。
ただ、上水道関係で丹波山村と識別できる文字や記号が書かれた蓋は、こちらの流量計の蓋しか見るけられませんでした。
他に空気弁蓋を撮っていましたが、一般的に見かける「水」マークが付いているものでした。
以上で、北都留郡丹波山村のマンホール蓋の整理は終了です。