今日もやります。
「星空のソムリエ」part 38 七夕編
町の彼方此方で七夕の笹かざりを見かけるようになりました。
あっ、
此処は小さな子供が居る家だなぁと言うことが解かります。
幼稚園や小学校でも作っているようですね。
今回はその七夕について・・
旧暦の七夕・と月遅れの七夕
7月7日の七夕は梅雨の真っ最中で、
めったに晴れてくれません。
その上、
七夕の星たちはマダ東の空低く、
見えやすい位置でもありません。
こんな不適切な時期に、
なぜわざわざ星まつりを行なうようになったのか?
それは、
明治六年に行なわれた改歴の所為なのです。
古来、
七夕は旧暦で行なわれていたわけですが、
旧暦の立春の頃を正月としています。
新暦を使うようになって年初が1ヶ月ほど早まり、
日付がその分だけずれてしまい、
旧暦7月7日は、
新暦では8月12日頃を中心とした夏休み期間中になります。
この頃なら暑い盛りで天候もよく、
そして七夕の星たちも、
ちゃんと見頃の位置に昇って来るのです。
しかし、
旧暦を使って七夕祭りを行なうことにすると、
毎年、
お祭りの日付けが違ってきてしまいます。
これはこれで、
社会のシステムからすれば都合が悪いことには違いない。
そこて新たに「 月遅れ 」という考えかたが生み出されました。
旧暦が約1ヶ月遅れていることから、
新暦の8月7日に固定して七夕祭りを行なおうというわけです。
有名な「 仙台の七夕祭り 」などがこの例でしょうね。
・・・・・元・科学少年のオヤジ・
「星空のソムリエ」part 38 七夕編
町の彼方此方で七夕の笹かざりを見かけるようになりました。
あっ、
此処は小さな子供が居る家だなぁと言うことが解かります。
幼稚園や小学校でも作っているようですね。
今回はその七夕について・・
旧暦の七夕・と月遅れの七夕
7月7日の七夕は梅雨の真っ最中で、
めったに晴れてくれません。
その上、
七夕の星たちはマダ東の空低く、
見えやすい位置でもありません。
こんな不適切な時期に、
なぜわざわざ星まつりを行なうようになったのか?
それは、
明治六年に行なわれた改歴の所為なのです。
古来、
七夕は旧暦で行なわれていたわけですが、
旧暦の立春の頃を正月としています。
新暦を使うようになって年初が1ヶ月ほど早まり、
日付がその分だけずれてしまい、
旧暦7月7日は、
新暦では8月12日頃を中心とした夏休み期間中になります。
この頃なら暑い盛りで天候もよく、
そして七夕の星たちも、
ちゃんと見頃の位置に昇って来るのです。
しかし、
旧暦を使って七夕祭りを行なうことにすると、
毎年、
お祭りの日付けが違ってきてしまいます。
これはこれで、
社会のシステムからすれば都合が悪いことには違いない。
そこて新たに「 月遅れ 」という考えかたが生み出されました。
旧暦が約1ヶ月遅れていることから、
新暦の8月7日に固定して七夕祭りを行なおうというわけです。
有名な「 仙台の七夕祭り 」などがこの例でしょうね。
・・・・・元・科学少年のオヤジ・