祇園祭りの後の祭りのハイライト「還幸祭」が、
24日夜に疫病退散を願って三基の神輿が氏子町内を練り歩き、
深夜に祇園の八坂神社に戻った。
神幸祭(7月17日)から四条お旅所に鎮座していたが
夕刻より三基が順に出発
高辻通りや、
大宮通りを巡行、
三条通り黒門の三条又旅社で神事の後、
寺町通りや
四条通りを賑やかに練って八坂神社へ帰った。
深夜に三基が八坂神社に揃って境内の明かりが全て消されて、
神輿から本殿へ祭神をを移す
「御霊還し(みたましうつし)」の神事が厳粛に・
彼方此方にある、村祭りのお神輿行列とはちょっと違う、
賑やかで勇壮だけど・・
神様への感謝とおもてなしのこころ、
そしてそこはかとなく漂う雅な雰囲気が、
この還幸祭にはあるんですよねぇ~
神幸祭より厳かなところが大好きです。
祇園祭り ひとくちMEMO
⑫占出山 (うらでやま)
身重だった神功皇后が鮎を釣り上げ戦勝の兆しとした伝説に因む。
ご神体は安産の神さまで、宵山ではお守りと腹帯を授与。
くじ順のこの山の巡行が早い年は、
お産が軽いと言い伝えられている。
胴掛けと前掛けは日本三景(松島・天橋立・宮島)が描かれている。
見送りは、「双龍宝尽額、牡丹に鳳凰文様綴れ織」
続きは次回に・・