今朝の新聞「ジ・エイジ紙」を読んでいると、メルボルンの東部の地区で、ドローンによるファーストフードのデリバリーのサービスが始まったという記事がありました。
映像を見てみると、飛行機の形をしたドローンにプロペラが上向きについていて、ヘリコプターのようにホバリング(空中で停止)できる様です。
このドローンは地面に着陸して荷物を降ろすのではなく、空中にホバリングしながら細い紐の先についた荷物を降ろしていくシステムです。
荷物の重さは1キロ程度まで運べるらしく、75メートルの高さまで上昇してから時速110キロメートルで目的地に直行でき、デリバリーサービスの範囲は半径7キロくらいだそうです。
この記事の記者がコーヒーとアイスクリームとハムとチーズのホットサンドを注文してから、10分程で荷物が届いたということで、確かに、車を運転してお店に行くよりも早く飲食が出来るかも知れません。
こんなサービスがいずれ日本でも始まるのでしょうか?
ただ、今の所このサービスが受けられるのは、ドローンが荷物を降ろせる庭などがあるのが条件だと思います。アパートやマンションに住んでいる人は、窓やベランダから荷物が受け取れるとは思えませんから、アパートに住んでいる人はアパートの屋上か出入口で荷物を受け取るしかないでしょう。
ただし、多少の風雨には耐えられるそうですが、強風の時は利用出来ないそうです。
あと数年もすればドローンが郵便物、薬、食料品、飲み物、その他の日用品を届けるようになるのかも知れません。
宅急便など、軽トラックなどで運ぶよりもドローンに運ばせた方が人件費を抑えられる気がします。そして、いずれは、大型のドローンが人間を運ぶようになるのもそう遠くはないでしょう。ただ、はやり、人が乗るのは事故が心配ですよね。車は故障しても道の真ん中でゆっくりと止まるだけですが、人の乗ったドローンが飛行中に故障すると、急降下してしまいますから、重大事故になる可能性はほぼ100パーセントです。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。