今日は春休みの最後の日曜日で、妻の仕事は明日から始まります。今朝は、朝ご飯の後で、妻と1時間ほどの散歩に行っていました。午後からは一年程牧場で乾かしてあった枝をお箸くらいの長さにポキポキと折る作業をしました。細かく折った枝は薪ストーブの焚き付けに使います。一時間程かけて、一輪車に一杯にしました。
今週は木曜日くらいまで天気が良さそうなので、焚き付け様の枝を沢山作ろうと思います。以前は購読した新聞紙を枝と一緒に焚き付けに使ったのですが、最近は新聞紙も買わなくなったので、代わりにホームセンターで白色の固形燃料(固形アルコール?)を買ってきて使っています。
この固形燃料は角砂糖サイズなので、これを8分の1のサイズに切って使っています。こうすれば、固形燃料は8倍に長持ちしますから、2年は買わなくてもよいと思います。
さて、昨日のブログでは、日本の不動産投資と投資信託について僕の考えを書きましたが、今日は株投資について書いてみようと思います。
以前、書きましたが、日本では株はギャンブルだ、株は競馬や競輪、パチンコや宝くじのようなギャンブルの一つで、いずれ大金を失うと考える人が多いと思います。実は、その昔、僕もその一人でした。
しかし、株を買うということは、その会社の株主になるということ。つまり、あなたは、その会社のオーナーの一人になるということです。
- 会社の経営に参加できます。 株主総会に参加し、保有している株式数に応じて議決権を行使することができます。例えば、誰を経営者にするか、貴方も投票することができます。
- 保有している株式数に応じて、配当金を受け取ることができます。
- 株主優待制度がある会社もあります。 保有している株式数に応じて、その会社の商品を受け取ることができます。
つまり、株を買えば、あなたは単なる労働者ではなく、資本家の仲間入りができるのです。
これって、凄くないですか?
さて、一昨日は僕がリチウム鉱山株で大損した時の経験を書きましたが、その失敗から学んだことが、いくつかあるので列挙しますと、、、、。
1、買って直ぐに株が下がり始め、頭がパニックになり、我慢が出来ず、3日で売ってしまったこと。
2、利益や配当金も出していないような流行り(リチウム鉱山)の中小企業の株を買ってしまったこと。
3、値下がりしている株価のグラフをパソコンの前で見続けていたこと。
4、勢いよく値上がりした株を買ったこと。
5、一つの銘柄だけしか買わなかったこと。
6, 財務諸表の勉強をしていなかったこと。
では、一つづつご説明いたします。
1、は初心者には難しいのですが、株は上がったり下がったりを繰り返すものです。今、下がっていても、永遠に下がり続けるわけではなく、安くなればなるほど、割安感が出てきますから、その株を買いたい人が増えてきます。そしていずれ株価は再び上がり始めます。その反対に株価が値上がりしていても、そのまま、ずっと上がり続けるわけでありません。途中で、利確(利益を確定)したい人が増えてきますから、値段が上がれば上がるほど、値段が下がるプレッシャーは強くなり、値段は下がり始めます。だから、値段が下がったからと言ってパニックに陥り、3日で売ってしまう必要はなかったのです。今では、買値より株価が2割下がったぐらいでは気にしないようになりました。
2、小さな会社はリスクが大きいです。特にリチウム鉱山など、ITバブルの時のように、流行りの会社、業種はリスクが大きいです。流行りの業種は人気がありますから株価が高くなりすぎる傾向があります。やはり、毎年利益を出して、株主に配当金を数パーセント払っている大企業は、株価が上昇しなくても、株を保有するだけで利益が出るし、倒産の危険が少ないです。
3、パソコンの前で株価のグラフを見ていても、株価が上がる訳ではないですし、下がっている時にパソコンを見ていると精神衛生上、良くないです。不愉快になるので、見ないことにしています。反対に上がっている時は、見ていても楽しいかも知れませんが、途中で下がってくるかも知れません。株式市場が終了してから株価をチェックするだけで十分だと思います。
4、1の説明と似ていますが、株価が勢いよく上がっているのを見ると、そのままずっと上がり続けるような錯覚に陥ります。しかし残念ながら、上がり続ける株など存在せず、いずれ下がり始めます。反対に下がっている株価を見ると、このまま奈落の底まで下がり続ける錯覚に陥ります。8年前の僕は、リチウム鉱山の株がこのまま上がり続ける錯覚に陥り、この株を買ってしまい、下がり始めると、今度は、株価がゼロになってしまう錯覚に陥り、売ってしまったのです。つまり、下がっていて怖いから、売ってしまう心理です。僕だけでなく、他の人も怖くて売ってしまったから株は下がり続けたのです。株で勝つには、皆が怖くて売っている時に買い、皆が欲しがっている時に売るという、逆張りの度胸がいるのです。
5、一銘柄だけに集中するのではなく、幾つかの業種の株を買う分散投資にした方が、リスクを分散するためには、必要です。そうすれば、下がる株もあれば上がる株もあり、精神衛生上より良いと思います。
6、日本では会社四季報に載っている財務諸表を元に、企業を分析し、儲かっている会社なのか、危ない会社なのか企業判断をしますが、8年前、リチウム鉱山株を買った時は株価のグラフを見ただけでした。もう少し財務を勉強していれば、会社の経営状態を把握できたと思います。ただ、この分野はまだまだ、勉強不足なので、これから知識をつけていきたいと思っています。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。
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