箱根シリーズの最終回。
富士屋ホテルからほどなくのところに、「太閤の石風呂」なるものがありました。散策の途中で偶然発見。
宮ノ下駅からだと歩いて10分程度。
川の渓谷に沿って遊歩道が伸びています。遊歩道はきれいに整備されています。右手は渓谷のようになっていて、川が下を流れています。
しばらく歩くと左側に池、というか大きな水たまりが出現。そして水面から湯けむりがたっています。
これが太閤の石風呂か?
と思いきや、違いました。源泉が湧き出して水たまりを作っているようです。
遊歩道の入り口から5分くらいでしょうか、下を流れる川に太閤の石風呂が見えてきました。
小田原攻めの際、秀吉が将兵を慰労するために掘らせた温泉だとか。現在は涸れてしまったそうです。
でも、あそこで温泉につかれたら最高。きっと何時間でものんびりとしてしまいそう。
遊歩道の説明板によると、この地で秀吉は家康や淀殿たちと盛大な宴を催したとあるので、もしかしたら秀吉自身もあの湯に入ったかもしれませんね。
…その時は淀殿と混浴?
もちろん現在は「入浴禁止」です。