日日の幻燈

歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと

おでんといえば、日本橋の老舗・神茂

2014-12-19 | 日日の幻燈

【神茂のおでん種をベースに-】

おでんも美味しい季節となりました。
鍋もそうだけど、私は夏でもOKなんだ。
でも、やっぱり世間一般のイメージ的には冬なんだろうなぁ。
さて、我が家でおでんといえばここ、日本橋の老舗・神茂(かんも)のおでん種。この冬、初おでんに買ってきました。

【日本橋・神茂本店】

以下、神茂のホームページを参照に。
神茂の創業は江戸時代、1688年。関西から江戸に出てきた初代が漁業に従事したのが始まりだとか。代々神崎茂三郎を名乗り、江戸時代は神崎屋だったのが、明治になって神茂に屋号を改めたそうです。
日本橋魚市場で取引されていた鮫を使ってはんぺんを作るようになり、このはんぺんが今でも神茂の看板商品。ということは、日本橋魚河岸の名残りを今に伝えているってことなんだ。
現在、はんぺんの原料となる鮫の仕入れは銚子港や焼津港から。
ちなみに日本橋の神茂本店、日曜と祝日は定休日です。

居酒屋のおでんもたまらないけど、我が家で作るおでんはまた格別。
そしておでん種に神茂。今日の熱燗は「澤乃井」。
江戸から続く味を熱燗とともに賞味する冬の夜の贅沢さよ-。
う~ん、たまらない。


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