金網に邪魔されずに撮影できるようになりました
せり出した2階部分へ駆け上がったユキヒョウ
1937年(昭和12年)に開設された名古屋・東山動植物園の80周年記念イベントが、18日スタート。迫力ある動物との距離を縮めようと改修工事が進められていたスマトラトラ舎とユキヒョウ舎も一般公開されるとあって、初日の開門を待って動物園へ出かけてきました。
名古屋市消防音楽隊のオープニング演奏で始まった記念イベントは、6月4日まで。動物・植物の両園内の各所で、連日さまざまプログラムが組まれています。
スマトラトラ舎の改修は、来園者とスマトラトラの距離を隔てていた柵と金網の一部を取り除き、ガラス張りにしたこと。
園内を迫力いっぱいに歩き回る姿をより接近して見ることができ、網目が入らない写真も撮れます。時おりガラスに顔を寄せてくる姿に、思わず後ずさりする子どもたちも。
ユキヒョウ舎では、園舎の上部へ新たにせり出すような2階部分を設けました。岩場や崖を勢いよく上り下りするユキヒョウの俊敏な動きを、存分に楽しんでもらおうとの狙いです。
期待通り、ピョンピョンと跳ねるように駆け上がる姿に、家族連れからは「すごい!ネコみたい」と歓声が上がっていました。
スマトラトラ舎の一部はガラス張りに
ユキヒョウ舎は下から見上げることができるように
ただし、こんな注意書きも