福寿草のおまけも
「見ごろになったと言えるかな」
名古屋市農業センターのしだれ梅が、そんな感じになりました。
12品種、700本のしだれ梅がある同センターの「しだれ梅まつり」は2月23日に開幕、3月20日の予定で開かれています。ほぼ平年並みの開幕でしたが、その後の気温の上昇がいまひとつ。出掛けた人からも「少し遅れているみたい」の感想を耳にしていました。
しかし、最高気温が15度になった4日午後に出かけると、掲載した写真のような咲き具合。早き咲種は満開、遅咲き種は蕾のままでしたが、全体としては7分咲きといったところでしょうか。訪れた人たちの表情も満足げでした。
散策路で見かけた「福寿草」の案内文字をたどって行くと、梅林から少し歩いたところに群生でもしているように植えられた50本ほどの福寿草が満開に。
「梅は咲いたか桜はまだかいな」とばかり辺りを見回すと、硬く小さな蕾のソメイヨシノのそばに、ふくらんだ蕾をいっぱい付けた比較的若い一本の桜を発見。標示には「大寒桜(おおかんざくら)」の文字。
農業センターへは何度か訪れるのに、福寿草園も大寒桜も初めての出会いでした。楽しみが増えました。
大寒桜の開花は近いようです