名古屋城の西の丸広場で開催中の第68回名古屋城菊花大会。菊づくりには全く門外漢ですが、丹精込めて育て上げた成果を見て回り、愛好家たちの菊に対する愛情の深さを感じることができました。11月23日(日)まで。
大菊の大輪仕立は、栽培にかけた熱意と根気の塊のよう。しかも、この大会の規定では100輪以上を大輪仕立てというそうですが、この世界では「300~400輪もの大作もある」との説明書きに驚くばかりです。
決められた区画の中に5鉢以上の花を咲かせてつくる花壇や、山菊の盆景づくり。その解説の「一鉢の出来だけでなく配置や開花具合、色などの調和が求められる」「菊の出来だけでなく石、コケ、砂利を使っての深山幽谷の絶景を表す」を読み、菊づくりの世界の奥深さを知りました。