上の写真をご覧ください。分かりにくいかもしれませんが、名古屋市が都心を流れる堀川の幅下橋~錦橋間1㌔余で試みている、両岸の浅瀬に堆積したヘドロへの「砂かぶせ作戦」で顔を出した小さな「砂浜」です。
引き潮で水かさが下がれば、もっと砂浜は大きくなります。
伊勢湾へ注ぐ堀川は上流から流れ込む水量が少なく、流れは潮の干満に任せているのが実状。このため、大量のヘドロが堆積して悪臭を放っています。
堀川浄化は長年の懸案で、ヘドロの浚渫や流れ込む排水の浄化などを進めており、近年では水鳥や魚の遡上も見られるようになってきました。
「砂かぶせ作戦」もそのひとつ。見ためだけでなくだけでなく調査では水鳥の姿も増えたそうです。
干潮前の様子です