風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「アナログ作品が激減=愛知県内の高校生たちの写真展」


愛知県高等学校文化連盟写真専門部が主催する「第34回高校生の写真展」が名古屋市民ギャラリー栄で14日始まり、早速出かけてきました。

プロカメラマンらの展覧会と違って、高校生たちの感性が生み出す斬新な作品を見ることができ、毎年楽しみにしています。19日(日)まで。

会場には半切りと全紙サイズの作品305点が並びます。
驚いたのは、年ごとに減っていた白黒のアナログ作品が、今回は全体でわずか7点に激減したこと。デジタル化が時代の趨勢とはいえ寂しくなりました。

絵画では「タイトルも作品の一部」と聞きますが、写真でも同じでしょう。その観点から見ると「うまいなあ」「なるほど」と頷ける作品が少なくありません。

初日とあって、この夏に高知県で行われる全国高校総合文化祭(総文祭)に送り出す作品などを選ぶ審査会を目にすることができました。
専門部の先生たちが、展示した全作品の中から選んだ作品に付箋を付けてノミネート。総文祭に出す写真については先生それぞれが選んだ理由を述べるなど、僕も勉強になりました。


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