海外旅行のツアーで親しくなった名古屋の北條俊紀さんらのグループ展「第10回アートクルール絵画展」を、名古屋・栄の市民ギャラリーで見てきました。展覧会は14日までです。
2010年秋に出かけたイギリスの旅でのこと。湖水地方やバッキンガム宮殿などを回るうちに、お互いに水彩画を始めたばかりであることが話題になり、作品展などの連絡を取り合うようになったのです。
僕は名古屋の朝日カルチャーセンターの教室に通っていますが、北條さんらのグープは少し違います。
指導者はおらず「みんなが先生で生徒」。月に2回集まって描きたい絵を描き、互いに相談や批評し合って質を高めていくのです。集う場も地域のコミュニティセンターなどを渡り歩くなどの大変さはあるでしょうが、作品展を拝見するたびに、和気あいあいと学び合っている素晴らしさを感じます。
現在のメンバーは8人。展覧会には4点ほどずつ出品されていますが、北條さんの3枚の絵のうち1枚は、何とイギリス旅行で立ち寄ったコッツウォルズでの作品。並ぶ石造りの家と軒先を飾るつる性植物や、周りの木々の緑が美しく描かれており、一度は挑戦しかけて断念した僕も再挑戦したくなりました。