ブログ仲間の塚本紘枝さん(名古屋市東区在住)が主宰する教室展「第21回彩青展」が、名古屋市民ギャラリーで開かれています。14日まで。
墨と水彩で描く絵画。はがき大から6号ほどのサイズですが、拝見するたびに「絵の素晴らしさは、サイズの大小ではない」ことを知らされます。
生徒は女性を中心に25人。花や果物、旅先の風景など4点ずつ、塚本先生も八坂の搭の2枚を出品しており、合わせて100点余が工夫を凝らした展示場に並んでいます。
「91歳の新入生さんの作品です」。塚本先生からこう説明された絵の新鮮さと、描く喜びが伝わってくる感じに、自身が絵の世界に飛び込んだころを思い、反省もさせられました。
僕は65歳の定年を前にしたある日の深夜、「余生の趣味の1つは大嫌いだったことにしよう」と中学生以来のお絵描きに挑戦しました。はがき大の用紙に、色鉛筆で2時間余もかけて描いた1個のミカン。本当にうまそうだったことは忘れません。なのに今、トシのせいにして絵を続けるかどうか、なんて思うことがある。「こんな事じゃいけないな」。これが反省です。
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