名古屋市天白区にある市農業センターの畑で、地元特産の「八事五寸人参(やごとごすんにんじん)」の種取り用の株が白い花園を作っています。 八事五寸人参は、名古屋の八事地域で1919年に開発されたという品種。五寸の名前の通り、さほど大きくありませんが、甘くて風味があり、煮崩れもしないとして人参の優良系統種とされており、農業センターでも採種と普及に努めています。人参は小柄でも、採取用に伸びた草丈は2㍍近いのも。白い花の塊を載せた姿は見事です。