風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「名古屋市民ギャラリー栄の第3回日本ボールペン画協会展を見てきました」

 

 

 名古屋市民ギャラリー栄で開かれている第3回日本ボールペン画協会展を見てきました。
1本のボールペンが描き出した白と黒の美。2015年末に同じ会場であった第2回展も拝見しましたが、見事な根気と集中力の結晶に見とれました。展覧会は8日(日)まで。

日本ボールペン画協会(日置英治会長)は、7年前に愛知県内のカルチャーセンターなどにあるボールペン画教室で結成。絵画の世界に新しいジャンルとして定着することを目指しているそうです。

3つの展示室を使って展示されている作品は、城郭や雪山、仏像、動物などさまざま。線や点で描き出す光と影、遠近、動きや力の強弱・・・。作品からは白と黒以外の色さえ感じます。
6号ぐらいの作品だと1カ月以上はかかる、と聞きました。

2014年にブログで「卒寿画家のボールペン画展」として掲載させてもらった安藤隆夫さんの作品にもお目にかかることができました。

82歳からボールペン画を始めた安藤さんは、94歳になった現在も協会最高齢のボールペン画家として活躍。大好きな海を題材にした今回展の作品「波と千鳥」からも力強さを感じました。

※掲載した作品は、評価とは全く関係ありません。「もし自分がボールペン画を描けたらこんな絵にしたいな」と思った作品です。また、一部の写真に会場の灯りや背後の作品が映り込んでしまいました。申し訳ありません。

安藤隆夫さんの「波と千鳥」



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