私は自信と批判について、考えました。
私はメンタルも弱く失敗も多く、おとなしい感じからか、よく周りの人から「ダメ」と言われることが多いです。
ただそこでやる気を失っていても、ひねくれていても仕事はやっていけません。
そこで自己啓発書の名著の「7つの習慣」でインサイドアウトという概念を念じています。
「周りを批判したり、人に変化を求めるより、まずは自らを変えよう。」という意味です。
ある意味周りの無理解を嘆くより、まずは自分の「ダメ」と言われる具体的な行動を改善していくことや、自分の生活、心の状態を整えていくが有効と思います。
また作家のマクシム ゴーリキーの言葉。
「真の才能とは、自分自身を信じることだ。自分の力を信じることだ。」
私も自らの可能性を限定せずに、自らの可能性を信じることは大切な姿勢だと思います。
また釈迦の言葉に
「壮大な岩が風にまったく揺るがないように、賢者は非難と称賛に動じない。」
という言葉があります。
必ずしも事実でない憶測やなんとなくのイメージで、批判されたり褒められたりする評価に、「自分なんか、、。」とか「俺はすごい。」とは思いたくありません。
また天台宗の開祖の最澄は、
「私には私にしかできないことがあり、あなたにはあなたにしかできないことがある。」
と言っています。
平安時代に中国留学経験のある最澄がエリートコースの京都を離れ、ある意味山奥の比叡山に自分の「一灯照隅」の精神で活動拠点を開いたことは、相当の異端のマイウェイでした。それがのちに延暦寺としてすごい勢力になっていくことを、最澄自体が予測していなかったかもしれません。
やはり松下幸之助の言う「自体顕正」という言葉の様に、なるべく客観的に自己の強み、弱みを事実に基づいて把握して、自分の適性をうまく活かしたいです。