私が最近に心がけているあり方です。
精神科医の斎藤茂太さんの言葉です。
「大きすぎる[欲]が負の遺産になる。」
日本は戦後の復興や高度成長やバブルをえて、日本人は物質的には豊かになり欲が大きくなり、しかし現代日本の実態は少子化や経済の低迷や格差社会などから残念ながら衰退気味だと思います。
そしてその大きすぎる欲からの「あるべき姿」と、厳しい現実とのギャップに現代人は苦しんでいると思います。
アメリカもトランプ現象を見ていると、似た様な問題や悩みを抱えている様です。
そして斎藤茂太さんはこうも書いています。
「与えられた環境で、どれだけの力を発揮できるか。」
そんな中で例えば祖父母から欲しい物がなんでも買ってもらえた様な幼い頃より、大人になり生活レベルが落ちても、自分の置かれた状況に欲求不満になってしまわない様にしたいです。
そういう風に、「小欲知足」の精神で今の状況に満足して、その中で創造する力を発揮する必要性を述べています。
私も普段に私服で歩いていると、スーツを着たビジネスマンから「かわいそう。」とボソッと言われても、そういう社会的地位で人の幸不幸を安易に判断する価値観に惑わされずにいたいです。
私はそれより、自分が簡単には変えられない社会的地位ではなく、他人とは比べず与えられた環境で自分が変えられることに目を向けています。
そういう自分がなすべきことをちゃんとやっているかどうかという行動やプロセスに、なるべく自分の意識を向ける様にして、その視点から自分自身を判断しています。
するとぜんそくから入院したりかなり低迷もしましたが、今日に介護の資格の学校に正式に通えることが決まり、また更なる人生の新しい可能性が開けてきました!